知床観光船沈没のニュースに思う。
潮の難度はオホーツクの波濤に東シナ海を比べるのはおこがましいけど、長崎・軍艦島クルーズでの良識ある対応が思い起こされる。

「軍艦島には船をつける桟橋がないので、一定の波高が観測された場合は、渡船券を買っても払い戻しになることがありますので、ご了承ください

」
せっかく訪れて渡島できないのは残念なことだけど、軍艦島観光の慎重な対応にとても信頼感を覚えた記憶がある。

「今の時期、波が荒くなることが多く、3日に1日は欠航となることがあります。今週も、出航したのはこの1便だけなんです。皆さん、ついていますね

」
そりゃそうだ。神だもの。(自称)
いきなりの北海道紀行だったので、本家で知床船ニュースを見ていた母が「心配で眠れなかった」という帰宅後の会話。胆振にいた自分にとっては、はるか根室で起きたこと。
それでも留守番をしている人にとって、北海道は一帯。気をつけよう。
《札胆1》
白老にするか社台にするか。
途中下車のスポットを悩んだけれど、競走馬は府中で会える
北海道を挙げての《ウポポイ》推しを受けて、人生2度目のアイヌ文化学習。
《ウポポイ》
2020年7月に新規オープンした国立のアイヌテーマパーク。
平日の昼下がり、駐車場はもとより来園客もかなり薄く、間違いなくゲストよりもスタッフが多い状態。
東京ドーム500個ぐらいの大規模施設に、4つほどのゾーンが分けられて、まずはアイヌ文化伝承の博物館に知りたがりのアンテナを向ける。
20年ほど前、夕張あたりに出掛けたついでに二風谷のアイヌ文化館を訪ねている。
今回はその時よりもずっと、アイヌの歴史を学習できた。
徳川家康時代の松前藩。先住民であるアイヌに侵略し、土地も生活も奪っていった流れは、プーチンカス野郎のウクライナ侵攻となんら変わらない。
アイヌの血を継ぐ令和に活躍する人たちに興味が湧いた。例えば俳優・宇梶剛士。
ステージではアイヌの踊りが上演されて、キャストたちの真剣な舞踏に心も踊る。
そういえば、琉球でもそうだった。あの時は、観覧者も全員参加の舞踊上演。
指笛が上手だと褒められた半面、踊りは「泡踊り」と揶揄された
我が国が「国立」としてアイヌ文化を守り伝承する。
《ウポポイ》。国立ゆえ、収支にはあまり縁のないことかもしれないが、入場人員はクソコロナ禍の理由もあり想定の50%未満で推移している。北海道挙げてのPRの理由がここにもある。
他者を差別したり排除したりすることなく、このような高賓な文化国家でいつまでもあり続けて欲しいものだ。
《虻田神社》
北海道旅行の無事とウクライナの人々の安寧を願い、神社参拝。
祢宜さんの対応も優しく、洞爺湖の魅力を笑顔で伝えてくれた。
パワースポット《龍の道》スタート地点にあった日露戦争(戦勝)記念碑。
日本は日露戦争に勝った威勢を買って、大東亜戦争という蛮行へと邁進していくことになる。そんなことを思うと、あまり喜びの湧かない記念碑だった。困ったものだ。
レンタカーは投宿地を目指して洞爺湖畔へとたどり着く
そこで見つけたミトライ作『月の光』
洞爺湖周辺が野外彫刻美術館。曰く《とうや湖ぐるっと彫刻公園》
時間と気合と幾つかの融合が折り合えば、洞爺湖周遊58体の彫刻巡りも乙なものであるが、この日は時間と幾つかの理由によってマイチョイスした数点の彫刻を走りながら。
北海道といえば安田侃。『意心帰』『回生』。
安田作品は美唄で思う存分に味わった。イタリアの大理石の冷たさは、洞爺湖でも同様。
未だに日記へとアップを怠っている4月初旬の羽後紀行。
そこで出会った峯田義郎に再会。作品名『旅ひとり』
ベストチョイスが2点。
洞爺湖の舞いを披露しているのは坂担道『湖渡る風』
さらに、ここにも居てくれた茶筅をひっくり返したような『うつろひ』宮脇愛子1993年作
彫刻公園はこれまで
いよいよ洞爺湖でサミットが始まるようだ。
(つづく)

知床観光船 26人の安否不明
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6933560
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