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2022年01月29日21:00

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《LIVE》GIFETED PIANOMAN

ワイフさんが「ラジオでエピソードを聞いた」からとLIVEチケットの予約指令。
クソコロナが春でもないのに咲いた咲いたの大合唱に溢れる中、元町中華街電車
フォト
『紀平凱成コンサートツアー2022 FLYING』(神奈川県民ホール小)
発達障害、自閉スペクトラムが与えたGifted。おそらく彼には絶対音感や、白紙に音符を書き綴りそれをそのまま音楽にしてしまう才能を与えている。
若干20歳の単独コンサートには、たくさんのメディアで紹介された彼に感銘を受けた、母親世代のおばさんたちが多く詰めかけていた。

第1部。
序章はまだしも、彼が一番敬愛してやまないロシアの近代作曲家(故人)Nikolai Girshevich Kapustin のジャジーなクラシックが続けて奏でられた。
これが(実は)酷い。
何が酷いかというと、おいらの(そして、あとで尋ねるとワイフさんでさえ)苦手な部類の「不協和音」だらけのジャズ曲調。ことごとくミスタッチと思えるような、聴きにくい演奏に我慢我慢と目を閉じた眠い(睡眠)
せっかくのイマジンも、彼の手によってアレンジされ、やはりジャジーなスイングがレノンのイメージをぶち壊す。
自分は目を閉じていたので分からなかったが、これもワイフさんによると「2列前の女子は頭がグラングランするほど寝落ちしていた」とのことだから、きっと誰もがそんな気分だったに違いない。

彼のルーティンが楽しかった。
ピアノ演奏前には両手を広げて天空に伸ばし、そして深呼吸のポーズで一息、スーっと吐くダッシュ(走り出す様)
1曲、または2曲ほどの演奏が終わると、おもむろに席を立って舞台袖に姿を隠す。
(たぶん)マイクを握って、声だけでのMCで曲紹介。これは、彼の自閉症がもたらすものなのだろう。ピアノは弾くが、清塚信也のようなMCは一切しない。
入退場の彼の表情も、千変万化。ある時は客席の誰を睨みつけながら去っていくし、続いては、にこやかに歩きながら舞台に立つ。

忍耐の第1部が終わり、20分の休憩。
第2部が始まると、イントロにジャズ+ミュージカルの著名な楽曲のメドレーが演奏され、なんとなくホール全体の空気が緩んできた。
そして、彼、紀平凱成のオリジナルソングス。
クソコロナによる活動自粛中に作られたという2曲のMC。
Taking off Loneliness=「クソコロナで辛かったり、苦しかったりする人たちに、気持ちを軽やかに聞いていただこうと思い作りました」
youtubeを貼り付けておいたが、これがマイベスト凱成。
この曲1つで、彼の評価は大きく伸長した。本人自身が発達障害という20年間に苦しみながらも、我々ゲストサイドのことを考えながら、作られた軽快、且つ優しさ溢れる楽曲。
No Tears Forever=「クソコロナというものに怒りさえ湧いたことがありました。その想いを込めて作った曲です」
その通りに鍵盤を怒りをもって叩きながらクレッシェンドのフォルテシシシモでありながら、協和音を連らねていく。

ショパンのノクターンを挟み、ラストソング。
多分、セットリストを忘れたのだろう。ノクターンを「最後の曲」として退場してしまったが、小さなアンコールと笑いに包まれて再登場した彼が、オリジナル曲でデビューアルバムファーストソングの『Fields』でエンディングを飾る。

蟹座「Bravooooo!」
拍手しかされていなかった小ホールに、川オスのブラボーコールが見事に決まる。
ピアノから離れ、最後の礼をするアーチストに満面の笑顔。
アンコールではMISIAの曲をアレンジして、みんなが聴き易い選曲で有終の美。
場内大拍手に包まれ、カーテンコールの彼から、遠慮がちのバイバイが送られた。

猫「あのブラボーコール、とても良かったです手(チョキ)」
いきなり、隣のご婦人に声を掛けられた。
猫「声を出しちゃいけないなんて言われていたけど、みんな声援を送りたかったはずです。あのブラボーで救われました。みんな、そう思っていると思いますよ」
蟹座「いや、ありがとうございます。皆さんの代表としてのブラボーでしたね」
猫「あの時の紀平くんの笑顔、とっても嬉しそうでしたよね」
本当はスタンディングオベイションも差し上げたかったけど、タイミングを逃したのと、紀平くんのバイバイがとても可愛くて、そんなタイミングも見つけられなかった。
ご婦人と会話していると、前列のおばさんからも「Good Bravo」のアイコンタクト。
宝塚や歌舞伎座でも、指笛を褒められたことがあるけど、ブラボーが褒められたのは初体験。隣にいたワイフさんもまんざらではない顔つきだった。

フォト
神奈川県民ホールといえば、忘れてはならない棟方志功『宇宙鑑 神奈雅和の柵』。
写真はホールロビーに掲げられたタペストリー。
実はこの作品、大ホールの緞帳としても使用されているが、その原画(版画)は館長室に置かれていた。
いつぞや、県立美術館での棟方志功展に出展されたときに、鑑賞者から「これはカラーコピー」との指摘を受けて調査すると、カラーコピー+天地逆の展示という有り様。
結局、すり替えた犯人は分からずまま、県税を使って300万円で購入したはずの棟方志功作品は、過去の館長さんの誰かの家に持っていかれてしまったようだ。
これが2017年の話。当時も県知事は、もろちん黒岩大先生。

フォト
県民ホールから山下公園、象の鼻、赤レンガを通って、初めてのハンマーヘッド。
我が県、神奈川の銘菓アンテナショップが並ぶが、客足はあれだげっそり
フォト
テラスに出てハンマーヘッドと、コスモクロック。そして、夕焼けのゴンドラ。
フォト



《SETLIST》
chap.I
序章
Concert Etude Op.40 No.5"Raillery"*
Prelude Op.53 No.9*
Sunrise(Day Break)Op.26*
Tennis Boy Rag
IMAGINE/John Lennon
Songs Over Words
Wind Send Love
Variations Op.41*
(*/Nikolai Girshevich Kapustin)

chap.II
Kyle's Favorite Medley
It's the Final Race
Taking off Loneliness
No Tears Forever
Nocturne Op.9 No.2/Chopin
Fields

Ang.
Everything/MISIA



チャペル名曲だと思うNHKの朝ドラ主題歌ランキング
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=45&from=diary&id=6830760

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