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2021年09月14日20:45

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《アート》芸術の初秋・教授篇

同級生日本画家が所属している《主体美術》の定期展覧会。
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『2021第56回主体展』(東京都美術館)
昨年は残念ながらweb展覧会での開催を余儀なくされたが、今回、どうにか2年振りの美術館開催に漕ぎつけた。
彼の作品を求めて北海道は帯広まで飛んで行ってしまうのだから、上野くんだりなど目と鼻の先ペンギン
地下のコインロッカーに荷物を収めていると、ロビーで待機してくれていた画伯。或いは教授。
蟹座「あっ、教授指でOK」
犬「教授なんていうなよ〜」
同級生の誇りであり、精一杯のリスペクトをしている友である。
せっかくの休日だというのに、わざわざ迎えに出てくれるとは、本当にありがたい。
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『冀求の道』(山本靖久/2021)
「北」に「異」で訓読みすると「こいねがう」。
作品『ききゅうの道』は、クソコロナで戸惑う人々(作品では家族)に、今は曲がりくねった道でも、その先には希望の光が待っているのだ、と乞い願っている情景。
サイドは粗いマチエールであっても、往く道は凹凸ひとつない、平坦の道。
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作画の際、マチエールから偶然に浮かび上がった絵具のこぶ。そこに留まる2匹のテントウ虫。
犬「よく見つけられたね目」
蟹座「ここだけ赤かったりんご」
犬「テントウ虫を見つけた人は幸せになるよぴかぴか(新しい)」
そうだよね。
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画伯の右隣りに展示作品の紹介に、やや寂しさを表現する彼の姿。
上部右に、教会祭壇絵のようなそれは『カレハスケッチカラカエッテキタ』(中城芳裕)
犬「8月に亡くなられてね。63歳。彼とは付き合いも長く、親友だった涙ほら、未完ってあるだろ」
気が付かなかったけど、あらためてキャプションを見たら題名の下に(未完)の文字。
犬「このあと、色付けをするつもりだったのかな」
「これでも十分、完成しているのに…」
下部左は画伯のデッサン『手』、下部右の掛け軸が中城さん旧作。

🙂
北海道で鑑賞した画伯の大作は、実は4人の画家の4m×8mのシェアアート↓
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犬「あの作品↑の左下がオレで、右上が彼のパートだよ」

自らの作品前で15分ほど、作品のコンセプトや芸術の話題や、高校時代のことを語ったあと、次はこっちだよ、と別の展示室に誘われた。
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『巨大じゃがいも(虚と実)』(浅野修/2021)
北海道じゃがいも美術館のオーナーで、神奈川からやってきた珍客に、精いっぱいのホスピタリティで尽くしてくれた老練画家。さすがは「もの派」。他の作品群とは全く異質な存在感を示している。
画伯は40分ほど、ガイドに付き添ってくれて「あとはゆっくり観て行ってね」と、去って行った。未だリモート授業で講義をする大学教授の口からは、美術大学ならではの学祭が実施されないことを、とても悔しそうに語っていた。

今回の展覧会。大きな展示室にゆっくりと鑑賞できる環境が備わっていた。ありがたくも、寂しいことに、とても空いている。別の展示室では院展も開催されていたが、企画展は18日から始まるゴッホ展の準備中。そんなわけで、閑散とした展覧会だったけど、なかなか魅力的な作品に出会うことができた。
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マイベストはこれかな。
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今は亡きミライトワやソメイティが、フクロウたちに嚙み砕かれている。
本来は正円なはずの五輪も形を崩し、背景となったスタジアムはどうやら、崩壊しているようだ。オリンピックへのアンチテーゼ。或いは、クソコロナのメタファー。
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どうしたって立ち止まり、じっくりと全体観を把握する。
名もなき画家の力いっぱいの作品が、迫ってきた。
芸術の秋が、足早にやってきた。
(つづく)



波「すごい」「黄金に光ってる!」 厳島神社の大鳥居、夜の姿が「改修中まで神秘的」だと絶賛される
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