「緊急事態宣言」「大改装」「F.L.ライト」の三題噺。
答えは「帝国ホテル」
Wish List に記載してあったバーが、昼にも開いていることを知り、令和最大の緊急事態宣言前日に行くことにした。
メインロビーにはF.L.ライトが遺した幾つかの意匠や制作物。
隅のコレクションコーナーは、帝国ホテル初代会長であった渋沢栄一伯の記念展示。
『青天を衝け』コラボだけど、大失敗大河ドラマ作品を見るのをやめたので、皆目わからない。帝国ホテルライト館DVDを上映していたので、それだけはしっかりと鑑賞した。
《オールドインペリアルバー》
ノンアルコール派につき、行くことはないだろうと諦めさえ漂っていた『オールドインペリアルバー』
ホームページによると、ライト館の面影を現在に伝える東京では唯一の場。
たとえば店内左奥の大谷石や、壁のテラコッタは、当時のまま。壮麗にして優美と語られた良き20年代の全貌を偲ばせる。とある。
F.L.ライトや弟子レベルの作品を、日本中追い回してきたおいらの国内ラスボス的存在。
12日からの緊急事態宣言という重要方針を踏まえ、慌ててインペリアルバーに予約相談

「ランチタイムも開いていると伺って、ノンアルコールでも大丈夫でしょうか

」

「アルコールを提供できない環境ができてから、メニューにはないのですがコーヒーや紅茶を提供するようになりました

」

「実はF.L.ライトの意匠が気になっていまして…」

「承知いたしました。ライト作品の一番近くにシートをご用意しておきますね

」
さすがなのである。
アイスカフェオレをオーダーして、F.L.ライトの壁画やテラコッタを眺めながらサンドイッチをつまむ
さらには、シートへ着席するや否や、ウエイターさんが『F.L.ライトと帝国ホテル』というタイトルの写真集を手渡してくれて、「どうぞ、ゆっくりお楽しみください」というスペシャリティなホスピタリティ。
ウェイトレスさんは「明治村に行ってきましたよ〜

」なんて、笑顔でアイスカフェオレをサービスしてくれた。

「緊急事態宣言と大改修で観られなくなってしまうのかと思って、慌てて来ました」

「改装のほうはタワー館が2026年から、このバーの或る本館が2031年からなので、まだ数年ありますね。ただ、明日からの緊急事態宣言で、当店はまた休業になります。お酒を出すことができないので…」
帝国ホテル大改装が来年ほどからかと勘違いはしていたが、緊急事態宣言前の行動は間違ってはいない。
任せておけ。おいらがアルコール在庫すべてを買い取ってやる。(←やらない)
https://vrstory.jp/project/?_fsi=bb6cFhtk
F.L.ライトと仲間たち。これまでの足あとにオールドインペリアルバーが加わった。
帝国ホテル、明治村、ヨドコウ迎賓館、明日館、電通八星苑、加地邸、甲子園ホテル、武庫川女子大学、高輪教会。
海外に出ていくと、シカゴ・オークパーク、ユニティ・テンプル、グッゲンハイム美術館。
そして、いつの日か落水荘。必ず行く。
■首都圏・大阪・沖縄で酒停止=実効性が課題―東京、12日から緊急事態宣言
(時事通信社 - 07月11日 08:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6587243
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