昨年同様、いよいよ公演キャンセルメールの嵐
国立映画アーカイブ、サントリーホール、さらには東京競馬場。
さて、迫りくるゴールデンウィークは何をして過ごそうか
目的地である美術館へ行く前に大仏拝観《乗蓮寺》
緊急事態の隙をついて、ついでにマンボーが発出された鎌倉市の大仏に敬意を表し、大きさは鎌倉よりも控えめだが、漆黒がとても鮮やか。
『東京大仏』初見。
『さまよえる絵筆-東京・京都 戦時下の前衛画家たち』(板橋区立美術館)
クソコロナと東京オリンピックがカオスとなり、美術ファンまでが右往左往を強いられる。東京新聞からいただいた招待券が手元にあり、企画展は5月23日まで。
上から目線・小池さんの方針に従えば25日からは、どれだけ静寂で閑散な美術館でもクローズ必至。いつ行くの?ヒマでしょ。
東京都内にありながら、初めての訪館。
予想以上に立派な建築物は令和元年にリニューアルされたばかりで、館内の香りも新鮮。
受付に尋ねてみる。

「臨時閉館はいつからですか?」

「明日25日まで営業して、26日から閉めることになりました

」
これだけの作品が揃った企画内容も見事な美術展。きっと、そのまま5月23日までクローズが続いてしまうことが、残念で仕方がない。
展示1作目から福沢一郎の圧倒的なシュールアート。
さらに、小川原脩、杉全直、吉井忠と続く。
吉井忠『女』。
この作品のモティーフが世界の名作であることを、一体、誰がわかるのだろう
靉光『雄』。
なるほど、画面中央のタマタマがオスのシンボル
これならおいらでも理解できる。
「キジね

」いずこから、鳥類の名前が聴こえてくる。
なるほど、画面の上にシュールなるキジ1羽。
ふと、不安になりキャプションを見直した。
『雉』
つまり、靉光のこの作品は『雄』でもなく、画面中央のあれはタマタマでさえない。
この企画展に《新人画会》面々の作品が展示されていることを知っていた。
手のひらを左頬に当てながら、名画が見えてくるのを避けてきたが、いよいよ松本竣介のコーナーがやってくる。
『顔』のデッサン4枚だけでも十分なのに、さらに油彩5枚が並ぶ。
『市内風景』(1941)『りんご』(1944)
市内風景といっても、横浜市ではない。当時は東京だって東京市だった
これだけでも眼福だというのに、まだまだ未見の秀作展示が続いていく。
小牧源太郎『如意輪と梟』。
そして、京都市美術館からやってきた共同制作《浦島物語》14連作。
そのうち2枚がベスト・オブ・ベスト。小牧源太郎『郷愁を訴う』+北脇昇『海上へ』。
退館時に受付で御礼を述べて、ひと言。

「もったいないですね、これだけ素晴らしい展示があるのに閉めてしまうのは」

「そうなんです。キュレーターさんのご苦労を知っているので

」

「こう言っては何ですけど、美術館は静かで密もないんですけどね」
困ったルールがまかり通る。
滞館時間2時間
近くの小じゃれた日本蕎麦屋さんで遅いランチで腹を満たし、美術館前のヤギさんを眺めながらソフトクリームを頬張った。
東京緊急事態前ラストサタデー。黒マーチは次を目指す
さぁ、BSプレミアムで大瀧詠一が始まった。
今日は夜更かし(当社比)して、生で観よう
■政府、イベント無観客を要請=「路上飲み」で対策、鉄道減便
(時事通信社 - 04月24日 08:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6495534
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