日曜劇場でも描き切れないシナリオ。
国立競技場のラグビー初戦が伝統の早明戦。
国立見たさの人気もあって、チケット即日完売となっていたが、屋外広場の賑わいに、悔しいかな、これが帝京戦や天理戦だったらこれほどの雰囲気は得られていなかっただろう。
国立見たさのひとりである川オスは隈研吾建築もじっくりと観ておきたかった。
ただ、その夢は57,000人を収容したスタジアムではミッションインポッシブル
日本全国隈さん計画がじわじわと浸透しているのに、おいらのマイミクさんたちしかご存じない。
手にしたチケットは自由席であったが、にわかスーパーラグビーファンの同級生のお陰で、ゴールラインに近い3層バックスタンド1列目という絶好のシートをゲットしてくれていた。もはやS席のグレードに感謝して、秘蔵コレクションであるマイケル・リーチのラグビーカードをプレゼントした。感謝したまえ
スタンドの感想は、巷間言われているように座席空間が極めて狭く、一度着席したら二度と立ってトイレへ行くことを許さない。従って、携帯用トイレは必需品
比較的身体の小さな日本人ならまだしも、7月にやってくるズータイのデカい外人さんたちはかなりきつそうだ。漏らしてしまえ。
古い国立競技場さえそうであったけど、足腰に不安を抱えている人にはつらい競技場でもある。つまりはバリアフリーが上層階まで気を使えてないのかな。
この点は、8月から開催されるパラリンピックの観客から不満の声が漏れそうだ。
そもそもラグビー競技場ではないので、圧倒的なラグビーの雰囲気は味わえないが、高さが確保されている分、最上席の3層であってもピッチとの近さを感じることができた。
ピッチの欠点は、これも旧競技場と同様デッドゾーンが6mと、国際基準で認められた最狭のスペース。このゲームでもキックがエンドを超えてキック地点へのスクラムに戻されるケースが1度あったが、従前の国立競技場でそうしたようにグリーンシートを敷いて10mほどに拡張してあげてもいいのかな。
ラグビー人気が萎んでいけば、近くの秩父宮で観戦することが本来の姿。
国立競技場は、東京ドームでLIVEを観るような感覚とわきまえておこう。
試合。
明治有利の下馬評が、前半、2つ、3つとトライをゲットしていく早稲田に飲み込まれていく。
生観戦の印象は、明治のディフェンスがグダグダとなっており、タックル、カバーとも何もできていなかった。
後半、体制を整備して10点差まで迫った時は、もしや逆転までの思いもあったが、結局は「いい試合」をしていた早稲田が勝利。
予想外の点取り合戦は、ゲームの質としてはあれだが、にわかファンたちにとっては楽しい1戦を観戦することができたといえる。
ノーサイドのパフォーマンスから表彰式。すべてのピッチサイドに回って応援の御礼をする明治フィフティーンが去ると、円陣を組んでいた早稲田ラガーマンたちが、SH・斉藤主将の歌い出しで『荒ぶる』を吠えるように熱唱する。
母校でもないくせに、この感動はなぜだ。
今朝、録画した試合を観ながらワイフさんと反省会。
競技場ではわからなかった幾つかを知ることができた。
スタンドでは聞こえなかったレフェリーのアドバイスボイスが良く聞こえてきた。
前半早々、明治7番のケツが全開となった。
ペナルティの少ないゲームコントロール。
ネットの人たちからは「早稲田1トライ目のハンド、2トライ目のスローフォワード」を指摘されていて、テレビで見るとなるほどその通りのようだが、ピッチはもとより、スタンドではレフェリングに対するクレームも、コンバージョンキックに対するブーイングも一切聞かれずトップマナーの誇りを顕示してくれていた。
レフェリーに文句つけたいならサッカーに行け。ラグビーはそういうものなのだ。
満足のいく観戦だった。
早稲田大学、おめでとう。
明治大学、雪辱を祈る。
■早大が11季ぶり優勝 ラグビー大学選手権、明大破る
(朝日新聞デジタル - 01月11日 16:46)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5932641
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