鹿児島県日置市東市来町美山
ここにたどり着くまでのイントロから。
クライアントの税理士先生。今年か昨年、還暦を迎えたが、専門性の高い税務を担当しているためいまだに引退できずに仕事に励んでいる。
1ヶ月に1度の巡回日にしか会話ができないが、その日は会計処理を始める前に20〜30分は旅行や美術の話をするほど趣味が近い。
先生に言わせると「川オスさんの影響が強い」と謙遜するが、海外旅行は確実に毎年行かれている。それもかなり、あちらこちらへと。
確かにおいら(←川オス)が推薦する瀬戸内の美術館をはじめ、上野の美術展すら出掛けてきては「素晴らしかった!」と、褒めてくれる。
今年下半期、先生は『修行』と称し、マイレージ稼ぎのトリップに航空会社の機長のような旅立ちを始めた。
『修行』をかいつまんで書いておく。
ANAフライトポイントを1年に一定程度貯めると、生涯ANAラウンジが利用できる《ANAミリオンマイラー》の資格を獲得できる。

「仕事をやめたらとにかく世界を旅するつもり。そのための準備期間

」
このマイルを貯めるために相当の頻度でフライトを続けなければならない。
先生がこの『修行』を始めたのは5月ごろからだったので、ほかの修行者よりも期間が短く、9月からは毎月2度のペースで(取り立てて目的もなく)石垣島へのフライトを続けている。
平日は仕事にいそしみ、休みは土日しかない。
とにかく、もの凄いアクティブな先生なのだ。

「沖縄に行く予定があるんだけど、全然行きたいスポットが見つからなくて」

「ならば、奄美大島へ行って田中一村美術館ではどう?私が一番行きたい美術館です

行けてないけど

」
さっそく、奄美大島を調べてみたが、まず行くまでのコストがクソ高い。
沖縄からでもなお、高いのだ。
さらには、遊べる場所が田中一村美術館以外、リゾート施設ばかりでおいら的には苦手。
ついでに、自分はタバコはもとより、クスリもドラッグもハッパも興味がない。0�个燭蠅箸盒縮�がないのだ。

「先生には申し訳ないけど、奄美大島の選択肢はなくなりました。鹿児島に行きます

」
鹿児島を選んだ理由は唯一『霧島アートの森』。
先生にもそれを伝えたが、現代アートだけは趣味が違う。話がかみ合わず時が流れた。
沖縄行きが迫ったある日、先生からLINEが届く。

「もう、鹿児島に出掛けられましたか?申し上げるのをうっかり忘れてしまいましたが、薩摩焼の窯元がある美山(みやま)の沈寿官窯の中の展示館、とても良いです。是非、足をのばしてください。」
足をのばしてきた。
★100だった。展示館のことではない。美山の人々だ。
この美しい心の人たちのことを、少しの間だけ日記に書き留めておきたい。
《Bizan Chin 蔵(びざんちん くら)》
すべてはここから始まった。出会いに感謝。
(つづく)
■耐えられない! 友人のぶっ飛び食事マナーに思わず困惑…
(しらべぇ - 11月23日 10:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=5875397
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