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2019年11月07日21:34

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《2019大阪2》繁昌亭、初見参

阪堺電車乗りつぶしを目論んでいたが、あまりにもチンチンタラタラと走っている電車
時間すら「カネ」で買ってやれと、常日頃、主張しているおいらはいよいよ辛抱溜まらん。
乗ってから22個目ぐらいの駅「塚西」で降りて、少し歩いてメトロに乗り換えた。
結局、早めのチェックインを果たし、早めの夕食を取ってから、初めての繁昌亭。
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かつて大阪天満宮に立ち寄った時に気になっていた存在感ある小さな寄席小屋。
今回、この日に訪阪が決まったと同時に前売り券を買っていた。
つまり、定席であろうと独演会であろうと、演者に理由なく行くことを決めていた。
寄席前には18時開場を待つ100人ほどの人々。
おいらの整理番号101は遅い方の番号だと思うが、繁昌亭に入り込むと前から5列目のほぼ中央。思いのほか良席で高座を観ることが叶う。
フォト
《桂枝光独演会》
セットリストと感想。
『牛ほめ』喬介 ★4.
開口一番は上方落語らしく板付きでの高座。若手イケメンの部類で、大西ライオンのような高音が寄席に響き渡る。悪くない(←良い)指でOK
『七段目』米團治 ★5.
御存知、人間国宝・米朝のご子息。
初めて高座を聴くが、素晴らしかった。
彼が演じる団十郎は見事なまでに団十郎だし、歌舞伎物落語とぴったりとフィット。
顔つきにも米朝のオーラさえ漂っていた。御贔屓宣言。
『なにわの芝浜』枝光 ★4.
中入り前に主役の一席。
江戸の芝浜を難波の鴫野あたりに置き換えて、内容は江戸の芝浜まんまという地域替え版。女房が魚屋の勝にすべてを語り出すシーンからはさすがに感情がこもっていて、感動すら覚えていた。
初見の枝光、2席目を聴かずに逃げていれば、きっといい印象だけを残していた。
(中入り)
『釜泥』三三 ★4.5
江戸から同期のよしみで客演の一席。
東京の寄席でも一定の人気を誇る彼の落語は、定席寄席に出ていても常に面白い。
『雁風呂』枝光 ★1.
初めて聴く『雁風呂』はとても興味深い話だったが、板付きの机からクイズ用のチャイムや紙吹雪や、その他小道具を出して演じる老人ホーム慰問のような高座に嫌気が差し、独演会ができるような実力すら疑われる最低レベルの評価。
まるで、自分がプロップ稲垣になったかのように、彼の噺に笑えない。
大トリ主任としては荷が重い独演会だったが、米團治の『七段目』を聴けただけで水準以上。チケット代2,800円がとても安く思えていた。
開口一番を込みで5席2,800円はかなりリーズナブル。
行ってよかった繁昌亭手(チョキ)



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