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2019年08月11日10:24

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《2019FIN7》アアルトの街

学生時代には見向きもしなかったアートや建築物。
いつごろからだろう。映画や演劇のような動きあるものだけでなく、静物が美しいものだと感じられるようになり、自分自身が「動物」となり「静物」に近づいていくようになった。
建築物についてはF.L.ライトへの興味から始まって、本邦の著名建築家を経て、ル・コルビジェに足跡を残し、いよいよ北欧の雄・アアルトへとやってきた。
東京ステーションギャラリーで開催されていた『アアルト展』すら観覧しないままのシロウト・アアルト。
感想を先述すれば本場で出会えたアアルトに感激し、ル・コルビジェをあっさりと超えた。そして、我が人生の高い目標をピッツバーグの深い森(その先の滝)に見据えている自分がいた。

https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1972551348&owner_id=8666179
(承前)

《FIN7》
7話目にして、いまだにヘルシンキ滞在2日目正午。
台風で表現するなら「速度:停滞」台風
この分だと、最終日まであと300話ほど要する見込み。
自分自身のアーカイブ、締切日なんてないのだから気にしない。

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ヘルシンキ郊外にあるアアルト自邸+アアルトスタジオにはトラムと徒歩でおよそ30分。
予約ができるというアドバイスを受けて、フィンランド語と英語だらけのサイトを駆使して6週間も前に予約を完了。ノーストレスでのガイドツアーが実現した。
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12:00『Aalto House』(€20)
1回につき20人が自邸に入って、作業場と邸宅を見学する。
本「日本人が多い場合は、日本語堪能のガイドがつくかも電球」と地球の歩き方さんが述べていたが、この回の日本人はおいらを含めて4人のみ。
40分のオールイングリッシュガイドでアアルトの生き様とワークスを学習した。
(但し、おいらについては知っている単語が出た時だけうなずく状態マル秘)
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置かれているファニチャーや吊られたペンダントライトの数々に、フィンランドデザインの洗練さを感じることができた。
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2階に誘導されて家族の寝室や風呂場を見る。
天井に抜かれた丸いジェームズ・タレル。
40分のガイドのあと、自由に外庭も周遊しアアルトの魅力を堪能した。
マイベストAalto Houseがこちら⇩
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次の目的地『Studio Aalto』までは徒歩で10分。予約時間は13時30分と余裕はある。
アアルト自邸を退出すると、外には13時の回を待つ外人さんたちが列を作る。
ひよこ「すみません、日本人の方ですか?」
日本人の方から声を掛けられた。通訳の仕事ならお断りだが、エスコートならできるかもしれない(←できないげっそり)
ひよこ「予約をしないで来てしまって、受付で聞いたらまずwebで予約してと言われました。どうすればいいのかわからなくてたらーっ(汗)」
年の頃、30代。おひとり様旅行。
彼女のスマホをお借りして、6週間前に実行したホームページからのネット予約を手早くレクチャー。15時からの回の予約DONEの手前までガイドした。
ただ15時までにはまだ2時間もあるし、Studio Aaltoの13時30分の回も満席で繋げない。何もない住宅地で2時間のロスはもったいない。
これが日本なら「どこかで休(以下、略)」
手慣れたふりして英語だらけの画面をスクロール&タップ。
蟹座「これで15時の回の予約はできますが、フロントで14時の回をお願いしてみてはどうでしょう。1時間ありますが、ここから10分ほど歩いたところに《カフェトロピカーナ》という雰囲気のいいカフェがあるので、時間もつぶせますよ」と、とても献身的(当社比)にサポートしてあげた。
ひよこ「ありがとうございます。フロントでスマホを見せて、14時に入れるかどうか聞いてみます指でOK」
ミッション、ややコンプリート。
次なる予定を持っていた自分にとって、ここでできる最大限のアテンドだった。
彼女の時間が、より有意義に充実的に活用できますように手(チョキ)

通りを隔てて右か左に曲がる。小山を登り、少し下りかかった道沿いに数人の旅行者らしき姿が見えてきた。
12時のアアルト邸にはいなかった人々が、13時30分スタジオアアルト見学に訪れている。
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13:30『Studio Aalto』(€18)
こちらは1日3回15名程度の定員らしく予約満席。
2時間ほど前にスムージーでごまかしていたお腹の虫が騒ぎ出し、スタジオ入り口前の縁石でチキータバナナを頬張る日本人バナナ。(←おいら)
ちなみに、このバナナは投宿先ホテルのモーニングブフェからのお持ち帰りフード。
今でも稼働中にスタジオで、家具やインテリアの設計やオフィスとして利用されている。
ガイドは地下の社員食堂でプロモーション。
こちらも全編英語なんだけど大丈夫。意外とヒアリングが得意かもしれないことを自覚する川オスであった。
同じグループに来ていた韓国人家族がステキだった。老夫婦、夫婦、子供連れ。
冒頭のガイドで子供が飽きてむずかると、すぐに部屋から連れ出して他の鑑賞者に迷惑が掛からないように気を遣う。
全てのガイドが終わりフリーに再鑑賞していると、韓国人家族が同じようにやってきて、若いお父さんがご両親に向けてハングル語で再解説を施しているそんなシーン。
気が付かなければ見過ごすシチュエーションなんだけど、外国語の苦手な日本人にとっては印象的に感動した。

時計を見ると15時。
この日、レセプションディナー(自称)が控えていて、ヘルシンキの港町に戻るべきはリミット18時30分。
空き時間となった210分。これがまた、シナリオなしの素敵なショートトリップとなったのだから、旅行なんて絶対にやめられない。
(つづく)



■”ぽつんと鳥居”が フランスのモンサンミッシェルに出現のなぜ?
(AERA dot. - 08月10日 11:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5743411
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