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2018年09月10日22:11

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《2018長崎4》軍艦島上陸前

増殖する世界遺産。
いろいろと異論もあろうが、旅の指標とすることで興味と知識は広がっていく。

それまで1つの世界遺産も存在しなかった長崎県は2015年『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』が文化遺産登録されると、2018年、つまり今年、さらに『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』の登録が実現し、構成遺産の数で20げっそり
奈良京都並みのレガシースポットに躍り出た。
ちなみに、我が街・川崎はもとより、神奈川県の登録はゼロ。
太田道灌が悪夢にうなされて築城をあきらめた「夢見が崎」には縄文時代の遺跡も残っており(他人調べ)、イコモスさんから熱い視線を向けられているとか、向けていられないとか。(←向けてない失恋)

今回の長崎紀行。
渡長が決まるやいなや、軍艦島上陸ツアーにネット予約船
9月8日11時のシッピングに夢は叶う。
フォト
朝から前川清の正直さが伝わってくる雨模様の長崎。
おいらが観光地で雨に降られるのは、およそ100年ぶり(当社調べ)。
8時から開館している『大浦天主堂』(2018年登録)を抜けて、隣地『グラバー園』。
30年前に一度、まだ世界遺産の足音さえ聞こえてこない『グラバー邸』を訪れている。
まるでオランダ坂を登った時のようながっかり感が記憶に残る。
フォト
《旧グラバー住宅》(2015年登録)
観光庭園となっているグラバー園の評価は(雨が一つの理由ではあるけど)★1.
30年前と同じ印象でしかない。
フォト
しかし、20歳代に来た時よりも、建築物にそれなりの興味が備わった50歳代のいま、『旧グラバー住宅』の価値が見えるようになってきた。
気になるのは30年前は間違いなく『グラバー邸』と呼ばれていたのに、今では『旧グラバー住宅』。
まるでQVCマリンフィールドがZOZOマリンスタジアムに変わったようなものに違いない。

グラバー邸から眼下の長崎湾を見回すと、イオンかイトーヨーカドーのようなショッピングセンターが海上に立ち誇っている。
近くにいたグラマーなガイドさんに訊ねようと思ったが、海の上のメガショッピングストアなんて聞いたことがない。もう一度、長崎湾を見下ろすと、イオンじゃない。もちろん、イトーヨーカドーでもサトーココノカドーでもありゃしない。
フォト
《MS Quantum of the Seas》
驚くほどの豪華客船。
山下公園大桟橋でも多くの豪華客船を見てきたけど、今回はなぜか乗ってみたいと感じるようになっていた。
フォト
ちなみに、脇のピアにちょこんと控えるジュピター号。

船よりも新幹線、陸路よりも空路。
”ゆっくりと旅をしたい”なんて思うことのできない落ち着きのない子(細田先生談)だったおいらだけど、気品さが漂う MS Quantum of the Seas に惹かれた自分がいた。
今回のクルーズは上海発、長崎・福岡を回って上海に帰る5泊6日船
バルコニー客室でおよそ15万円ドル袋それほど高いものじゃない。
長崎でひとめぼれしたMS Quantum of the Seas は、10日後、山下公園にやってくる。きっと、マリーン・ルージュが脇にちょこんと控えているに違いない。

車(セダン)
レンタカーを常盤港のパーキングに移し、いよいよ軍艦島上陸ツアーのチェックインに入る。
200人乗りのジュピター号の行列に並び、すべての乗客が傘をさしながら行儀よく乗船する。
11時、離岸。
コンシェルジェ(ガイド)を務めるおばさんのMCが、立て板に水で、とても楽しい船旅を創り上げていく。
湾岸には三菱重工ありき。
2015年に世界遺産登録された8つの構成遺産すべて、つまり旧グラバー住宅や軍艦島を含め、すべてが三菱に関連ある施設。世界遺産というよりは、もはや三菱遺産。
途中、リゾートアイランド(伊王島)に寄港し2組のカップルを乗せて、意外と遠い軍艦島へ一直線。

軍艦島は係留地が簡易で、地点の波高が高ければ上陸はできないまま長崎市内に帰港することになる。
そこで注目されるのが「上陸率」。
軍艦島ツアーはいくつかの船会社が競い合って観光客を奪い合っている。
この日のような雨天のときや、台風時の荒天にある時は、(欠航時は致し方ないが)上陸の判断は船長に委ねられている。
おいらが選んだコンシェルジェツアーは92%の上陸率。高そうに思えるが、10回の航行に1回はあきらめて帰ってくるという比率になる。
ガイドさんによると、「昨日は風雨が強く、上陸できなかった」と、我々乗船客に上陸できなかった時のためのエクスキューズを、言葉の端々に掛けてくる。
フォト
船外の雨は降り続き、雨露が滴るガラスを通して前方に見えてきた軍艦島のシルエット。

船内では、雨の上陸に備えて100円均一で売っているようなカッパを200円で売り出した。
波が治まって上陸できたら、島には飲食はもちろん、「傘」すら持っていくことを禁じている。
思案六法。
観光名人であるおいらゆえ、あと10分ほどで雨は止むと確信していたが、それでも万が一、雨が降り続いていたらずぶ濡れの変態オヤジが出来上がる。
これは本意ではない。
しぶしぶ財布の中から100円玉2枚をつかみ、雨ガッパ人生初購入。恥ずかしい。

11時に出港して、11時40分。
軍艦島の周囲をゆっくり回って、「軍艦島」の愛称の由来となっているベストポジションにやってきて2−3分、海上停泊でシャッタータイム。

船長からマイクを通じて判断が伝えらえた。
ブタ「いつの間にか雨も弱まり、波もなくなってきたので上陸できます…云々」
客席の一部から拍手。
おいら、当然とばかりふんぞり返る。
ふんぞり返りすぎて、後方の座席に転落。
いや、バックドロップの練習だ。気にすることはない。

(次回、上陸編へ続く)
じゃ、この日記は何編なんじゃパンチ



■挑戦しておけば…! 人生で「やらなくて後悔したこと」3選
(しらべぇ - 09月09日 20:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=5281456
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