絶好の鑑賞タイミング。
トランプおじさんの勝手気ままな野望で、現地の人たちが要らぬ血を流し、命を失った。
トランプおじさんの間接的な殺人行為なんだけど、アメリカの大統領にはそんなしきたりも分かりはしない。
ユダヤ人への差別や迫害、そして「神」とやらがコンプリケイトに絡まる宗教戦争。
おいらにとっての『屋根の上のバイオリン弾き』は、トポル主演の映画から始まった。
ジーザス・クライスト・スーパースターを撮りあげたノーマン・ジェイソン・13日の金曜日。
三鷹オスカーか自由が丘武蔵野推理か。
とにかく、名画座のノーマン・ジェイソン監督特集で初見した屋根の上は、 睾丸の美少年だった当時の川崎オスカー氏にとって、時代背景に知識が乏しく、あまり魅力のない題材だったのだろう。
トポルだけにしか記憶がない。
その後、歳を重ねて映画を見続けるに連れて、ユダヤ人や宗教の知識が自分なりの解釈で備わった。
特にナチス絡みの作品で、人類の恐ろしさや哀しさを知ることになる。
睾丸の美少年が、厚顔無知な堕青年に成長した。
そのころ、舞台初見は西田敏行のテヴィエ、帝国劇場だった。
おそらく森繁久弥が引退し、数年後のレビュー。
おかしなもんで、その記憶は肉屋の上條恒彦に一番深く刻まれている。
mixiの精子すら存在していない頃だから、詳しい感想も残っていない。
ブラボーだったのか、カネカエセだったのか。
いや、ブラボーに決まっている。
そして、2017年12月。
『屋根の上のヴァイオリン弾き』★100.
日生劇場、市村正親テヴィエ、初見。
とにかくポスターを見てごらんよ、その美しい3姉妹を。
実咲凜音、神田沙也加、唯月ふうか。
視力の乏しいおいらだって、9列目の絶好席なら彼女らの美しさが手に取るようによく分かる。
下らないことだけど、実力のないAKBなんてのが全く存在しない、その真面目なキャスティング。
さらには、鳳・啓助・蘭の鬼嫁な怪演と、西田テヴィエのエッセンスを500%引き継いだ市村テヴィエ。
第1幕、105分。
第2幕、75分。
まるで30分ドラマを観ているように、あっという間のエンディング。
半世紀にわたるロングランの証左がここにはある。
村野藤吾作品のステキな劇場で、ものの見事に舞台を堪能した。
大ブラボー
こんな時は指笛さえ、鳴らすことに躊躇するものなんだなぁ。
因みに『屋根の上』は、ちゃんとした有料鑑賞なう。チケット代なぞ屁でもねぇ。
年の瀬無料舞台鑑賞ウィークの掉尾を飾ったのが、これ。
『Re LOVE』(紀伊国屋ホール)★5.
お笑い芸人カリカを解散して、自らの道を歩みだした家城啓之。
その能力は、やはりほぼ解散状態であるピース・又吉直樹の作家力にも劣らないほどの舞台構成力を発揮してくれた。
期待通り、いや、期待以上。
ストーリーの起承転結には、骨太の筋を通し、役者の持つ特徴を最大限に引き出して、客席を笑いに包みこむ。
微妙なくすぐりも無駄がない。
特筆はマサラとブレイクダンス。
もう一度鑑賞したい。これが、素直な感想です。
そして、松任谷正隆にこの作品を観せてあげたい。
これが、いの一番に浮かんだ率直な感想です。
しかし、すでに楽日は過ぎている。
■エルサレム「首都」撤回求める決議案、廃案に 安保理
(朝日新聞デジタル - 12月19日 03:12)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4909733
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