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2017年09月16日11:38

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《LIVE》Fusion Virgin

いよいよ大団円を迎えつつある連続ドラマたち。
朝ドラの『ひよっこ』は、カリアゲデブのお蔭で、金曜日の朝ドラが中止になって昼ドラをチェック。
鈴ふり亭に誰がやってきたのかワクワクしながらの土曜日8時・・・昨日の昼と同じでやがんの。

『やすらぎの郷』。
高級老人ホームに入所した石坂浩二は4月のスタートから現在まで一度も安らいでいない。
倉本聡、見事すぎるほどの秀作。
『やすらぎの郷』の後番は、10月からの『トットちゃん』。
NHK版・満島ひかりのトットちゃんにどれほど近づけるのか、不安と期待。

7-9月で完走できたドラマは結局、2本のみ。
『下北沢ダイハード』。
ストーリーテラーの古田新太、そして小池栄子ママのプロローグだけでこのドラマがどれほどの作品かを理解できる。
リアル下北沢、小劇団事情を美しく語っている。
最優秀作品は第7話『手がビンになった男』。
DVDでも観る価値在り。

『ハロー張りネズミ』。
針ネズミではなく、張りネズミ。つまり、探偵。
大根仁の本領発揮、まるでテレビ東京な作りは金曜のTBSに似つかわない。
瑛太、森田剛の濃厚なキャラはもちろん、このドラマの成功は山口智子+深田恭子の2ヒロイン。
昨日の最終回はまだ未見だが、きっと清清しい終焉を迎えたに違いない。

連続ドラマとは別に、毎日読むのを楽しみにしている新聞コラムがある。
日経新聞・私の履歴書。
1ヶ月に1人の読みきり人生譚。
多くは上場会社の代表を退いたカリスマビジネスマンや、将来に名を遺すであろう名士たち。
投資家的には"このコラムに登場する人の会社は株価が落ちる”というジンクスがあり、月初めにはどんな書き手が登場するかで売りの材料になったりする。

最近、じっくり読んでいたのは7月の設計士・谷口吉生。
彼の「履歴書」を熟読したことで、掛川市まで行く気になったし、再び豊田市まで行きたくなっている。

8月はひどかった。確か8月5日で読むのをやめた。
政治家・高村正彦自民党副総裁。
得てして、政治家が書く"私の履歴書”には、何一つ学ぶものがなく、政治家同志の毀誉褒貶に終始する。

そして、9月からの湯川れい子。
15日現在、親から言われたままに決められた結婚式に備えて衣装合わせをする日に、内緒で付き合っていたジャズ好きの放蕩大学生とともに神戸へ夜行列車で"駆け落ち”してしまう。
ビートルズが大好きで、ミュージカル『Beautiful』の翻訳もこなした日本に洋楽文化を根付かせてくれた功労者・湯川れい子。
あと2週間、日経新聞が楽しみなのだ。

ところで、昨夜はご招待券を手に東京国際フォーラム・ホールA。
フォト
『CROSSOVER JAPAN 2017』★5.
フュージョンのスーパースターたちを一同に集めたフェスが12年ぶりに開催された。
マニアックなファンたちがチケット争奪戦を勝ち抜いて場内満席かと思いきや、1階席でさえ中央から後方に掛けてはシートの色が目立つほどの空席具合。(だから招待券が廻ってきたのだが)

おいらにとってのフュージョンLIVEとは、まるで穢れを知らない女子高生が、初めてお城のような建物に連れ込まれたときのような気分。
仲良くなったおねえちゃんに「どんなアーチストが好きなの?」と訊ねると、たまに「あっ、カシオペアとか」と返ってくることがある。
この場合、おいらとおねえちゃんの会話が途絶え、おいらにとっては珍しい無言の時間を迎えることになる。

生誕半世紀でようやく初フュージョン。
4組のスペシャルアーチストが45分のステージと、15分のトイレ休憩。
驚いたのは男子トイレの大行列トイレ
いつもスカスカのトイレばかりの理由がここで気がついた。
フュージョンの観客は男子率90%げっそり
そういえば、おいらにとって、ゴルフやクルマいじり、格闘技、DIY、電化製品配線、居酒屋、スナック、パブ、キャバクラ、風俗というものに、とんと関わりがない。
ひよこ「オスカーくんは女子力が高い」
と、何人のおねえちゃんたちに言われたことか。
そうだったのか、オスカーちゃんハート達(複数ハート)

1CASIOPEA 3rd
大御所カシオペア。実は、うちのワイフさんが前述「あっ、カシオペアとか。野呂さん、すごいですよね」の1人。ふーん。
フュージョンの聴き方を知らないので、勝手にマイルール「リズムセクションを聞きこなせ耳」。
これが奏功し、ベーシストの華麗な演奏に集中できた。
2鈴木茂 BANDWAGON
ユーミンをはじめ、かなりのアーチストのスタジオサポートを請け負っている鈴木茂氏。
レコードのアーチストクレジットを見れば、g/S.Suzukiがそこかしこに見つかるだろう。
クスリは絶てたよね、鈴木さん。
3NANIWA EXPRESS
フュージョンを知らないのだから、このバンドの1つも知らなかった。
そろそろ飽きてきて、高中が出たら帰ろうかなと思っていた3ステージ目。
ドラマーの存在感が秀逸で、しかもサウンドが優しくて洗練されている。
寝そべって鑑賞していた姿勢を改め、背筋を伸ばしてじっくりと鑑賞。
チョッパーベースも印象的。
お金を払ってでも再見してみたいアーチストに遭遇。ありがたいものだ。
4高中正義 SUPER BAND
フォト
光の中で見えないが、サーフボード型のエレキを持って登場、ブルーラグーン。
これは知っている。
ありとあらゆるテクニックを披露して、招待客のクセに「1万円でも安いと思える」LIVEを堪能。
ボリュームペダルを使用した5曲目辺り。
サディスティック・ミカ・バンドは聴いていたから、ステージ上の高中正義をにらみながら念じていた。
蟹座「黒船やってくれ、黒船やってくれ・・・」

そして、ラストに演奏された黒船。
これを僥倖といわずに、何を幸せというのか泣き顔泣き顔
感涙、そして多くのスタンディング・オベイション。

合掌、加藤和彦。

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