東京都美術館は18日から開催中の『ブリューゲル「バベルの塔」展』2日目。
第3水曜日はシルバーデーとあって65歳以上のじいさん、ばあさんには無料開放。
月に1度しかやってこないじいさん、ばあさんで大混雑かと恐れたが、鑑賞に視力が必要な作品群とあって、それほどの混雑もないらしい。
展覧会の音声ガイドを務めるのは、雨宮塔子アナウンサー
「塔」つながりの洒落なんだ。★1.
昔々、神様が「バベルの塔」建設を邪魔した経緯はおいらも知っている。
森友学園の安倍晋三小学校ようなものだ。
しかし、最近のスマホでは瞬時に通訳もできるようになってきているようだ。
神様が言語を増やして建設作業員のコミニュケーション破談を狙った作戦は、スマホによって無価値にされる。
ドバイに作られる1kmタワーに、神様はどのような鉄槌を下すのか。
乞う、ご期待。
ところで、「バベルの塔」といえば、我々時代にあっては「バビル2世」を思い出さずには居られない。
小学校4年生だから、しおれた朝顔のようなイチモツをぶら下げて鼻をたらしていたあの頃。
黒川くんとともに、バビル2世の歌を毎日唄っていた。
なるほど、昨日、美術館で作品を観ながら黒川くんに思いを馳せる自分が居た。
そういうわけだったのか。
空を飛ぶ怪鳥ラプラスや海を行くポセイドンはあまり役に立っていなかったが、ロデムの活躍は児童の目からも素晴らしく映っていた。
担任の坂本先生から「将来、何になりたい?」と聞かれたとき、迷わず「ロデムになりたい」と言ったことを今でも忘れない。
さて、幼馴染の黒川くんは小学校5年になると埼玉県和光市に引っ越していく。
当時、新興ニュータウンとして開発されていた団地群を子どもながらにして、まるでバビル2世やウルトラQの世界のように映っていた。
ちょうど、重松清が描く少年時代のイメージ。
高校生3年生になったころ、懐かしい黒川くんから連絡が入ってきた。

「バンドやっているから観にきてよ

」
呼ばれたライブハウスは渋谷屋根裏。
そこがバンドアーチストを目指す登竜門であることを、高校3年生のおいらも知っていた。
ステージに立っていたのは8年ぶりの彼の姿。
まるでアナーキーのようなへんてこな化粧をほどこして、ギターをがなりたててシャウトなう。

「・・・」
唖然としたが、そこは八方美人なおいらの処世術。
楽屋に行って、汗だらけの彼と握手して「よかったよ」と、再会のあいさつ。
結局、これが黒川くんとの出会いと別れ。
何をしてるんだろう、平成29年の黒川くんは。
さて、展覧会は★4.
細かい表現の作品が多く、近目の効かないおいらは少々難儀。
B1フロアの宗教画は、ややスルー気味で通り抜け、1階フロアのボス作品をじっくり堪能。
ジブリに出てくるようなへんてこりんな生物たちや、マグリットのようなへんてこりんな構図。
15世紀、オランダの作家たちが、このボスを尊敬しながら模倣しているのも興味深い。
2階に上がっていよいよ「バベルの塔」。
この作品だけは1列縦隊で、立ち止まり鑑賞厳禁の流れ作業。
無料鑑賞のばばぁ、
否、おばあさんたちが「込んでてゆっくり観られないわね(怒)」とほざいていたが、金払ってからほざけ。と、誰かが言っていた。おいらではない。
そういえば、アニメはどうしてバビルなんだろう。
いつものように2周して、滞在時間80分。
キュレーターのこだわりが伝わる良い展覧会だった。

「がん」発言 学芸員怒り心頭
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4536237
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