全聾の作曲家、佐村河内守の密着ドキュメンタリー映画。今、話題の一本だ。だいたい、第七藝術劇場が満席になっているのを初めて見た。
結論から言えば、映画はつまらなかった。最近、仕事の疲れがまったく取れない状態で映画を観るので、公平な評価ではないかもしれないが、非常に眠かった。でもまあ、そりゃそうか。世間の目から隠れてニートに近い生活を送る中年のおっさんを映してるだけなんだしなぁ。
映画の終盤、監督が佐村河内をけしかける。「作曲をしないのか。あんたの頭の中でメロディがいっぱいになってるんじゃないか」
これで、作曲を拒否するとか、作曲しても出来た曲は駄作だったとか、そうなると野次馬的には面白かったのだが、わりと普通に良い曲が出来上がった。これは映画的につまらない。
素直に、実はいい曲を作れる人だったと受け止める人もいるだろう。自分も曲はいいと思う。でも、本当に本人が作曲したかどうかなんて、わかるわけじゃない。ドキュメンタリー映画だから、そうなんだろうと類推するだけだ。カメラのないところで、奥さんが作曲してたとか、そんなオチの方が面白かっただろうに。でも、それじゃさすがに商業映画にはできないか。
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