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2011年04月01日21:34

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ウルトラマンゼロVS悪質宇宙人

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映画「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」は、TVシリーズ「大怪獣バトル」の続編であり、かつ漫画「ザ・ウルトラマン」的な企画の本格的な映像化ということで、非常に期待もしていたし、実際観てみると期待以上に面白かった。

とはいえ、個人的にはゼロという新しいウルトラマンのキャラクターを登場させることの必要性をあまり感じなかった。ファン人気も、ゼロより敵であるベリアルに集中していたと思う。

ウルトラマンにしては斬新なゼロのデザインにも違和感を覚えた。ウルトラセブンの息子であり、レオの弟子でもあるという設定も、ウルトラの星を壊滅させたベリアルと渡り合えるほどの反則的な強さの描写も、優遇され過ぎだろうと感じていた。


だが、円谷プロ公式サイトの2010年エイプリルフール企画で、ゼロの印象が少しだけ変わった。「俺はゼロ!ウルトラマンゼロ!セブンの息子だ!」と自己アピールを繰り返すゼロに、憎めない熱血バカというキャラが見事に立ったのだ。その内容は、現在もTogetterなどネット上で確認することが可能だ。


時系列に沿っていくと、次にゼロが活躍するのはオリジナルDVD「ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ」となる。TVの「大怪獣バトル」レベルの低予算企画だが、偽ウルトラ戦士を大量生産するサロメ星人の陰謀と、事件に巻き込まれるZAP SPACY。単身奮戦するゼロと、その前に立ちふさがる新たな敵ダークロプスゼロ。近年二作のウルトラ映画を橋渡しする内容であり、近々レンタル店に並ぶであろう「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」を見る前に是非とも押さえておきたい一品である(前後編二部作なので二品か)。


昨年劇場公開されたその映画「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」は、とても楽しい映画だ。漫画的なお約束にあふれており、誰にでも楽しめる。

しかし、古くからの特撮ファンであれば、より深く映画を楽しむことができるようになっている。もちろん、オールドファンでなくても、同じ楽しみ方をすることは可能だ。ウルトラマンという長年親しまれてきたキャラクターを好きになればいいのだ。そしてウルトラマンゼロという新しいキャラクターを好きになればいいのだ。上記のような前作や前日譚をチェックすればいいのだから、結構簡単だ。

さすがに過去の児童雑誌の記事を丹念に拾っていくのは骨だろう。日本各地で行われているイベントをチェックするのは、もっと難しい。現在、震災の影響で様々なステージイベントが中止を余儀なくされ、スタッフが多大な労を注ぎ込んだであろうネット限定イベントも公開されなくなった。さすがにこの時期に、エイプリルフールでお祭り騒ぎというのは、ウルトラファンであってもそれどころじゃない人やそんな気分じゃない人が多いだろう。円谷プロが企業として最大限に空気を読む必要があるのは当然のことだ。ただ、毎年提供されてきたクオリティの高い時事ネタを今年は見られないということが、自分はやはり残念だ。ネタの仕込みが無駄になってしまったスタッフの気持ちを思うと、とても悲しくなるからだ。


児童雑誌といえば、てれびくん5月号が発売された。4月号の付録DVD「ウルティメイトフォースゼロ アナザースペースアドベンチャー」の続きに期待していたのだが、DVDではなく数ページの絵物語が載っているだけだった。なんだよー。CGアニメじゃないのかよー。
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