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2010年10月02日01:41

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十三人の刺客

1963年の同名映画のリメイクであることを知らずに鑑賞。監督は「クローズZERO」「ヤッターマン」などで、すっかりヒットメーカーの三池崇史。「ゼブラーマン2」のことは置いといて。

面白かった〜。時代劇っつーより、B級アクション映画っていう方がしっくりくるかな。クライマックスは1時間弱くらい、ずーっとチャンバラが続く。ええもん補正による無双状態から始まるけれど、やはり13対200の多勢に無勢。どんどん劣勢になっていく展開に結構ハラハラドキドキ楽しめた。

そのアクションシーンに辿り着くまでの前半は、こっちはもう重厚で風格のある、いかにも〜な感じの時代劇。いい役者を揃えてしっかり魅せてくれる。学芸会レベルの演技しかできない若手俳優なんていないし。基地外藩主役の稲垣吾郎ですら、迫真の基地外演技が良い。

それでも三池監督らしいふざけたシーン(きっとリメイク元にはなかったに違いないと想像するようなギャグ)もあったりもするんだけど、基本的に重い設定で進むので映画全般で緊張感が途切れない。それがラストバトルで一気にはじけて破茶滅茶のバトルに突入するのだが、少々無茶な描写も序盤の「命を惜しんだ方が負ける。死ぬ気で戦え」というセリフが活きて、まぁ白けたりはしない。

上映時間は140分と長いけれど、全然退屈しなかった。邦画黄金期のシナリオを使っているのがいいんだろうなぁ。嘘臭いとかお涙頂戴とか、いまどきの邦画の悪いイメージとは掛け離れた、女性向きでも子供向きでもない汗臭いアクション映画を1000円(映画の日だったので)で観られたという思わぬお得感で、今夜はいい夢を見られそう。血塗れの夢かもしれないけど。
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