ここ数年では最も盛り上がらない戦隊物であるゴセイジャーだが、劇場用の短編映画になると、TV版の弱点である「キャラもストーリーもなんかつまらん」という点がごっそり落ちて、シンプルなアクション満載の戦隊物というフォーマットだけが残されるという形となり、これが非常に功を奏している。
つくづく東映特撮ヒーローには立体映画という形式が栄えるものだなぁ、と思う。いや、昔のキカイダーや赤影のビデオで見ても、ちっとも飛び出して見えなかったけど、こういうケレン味溢れるアクション物で、しかも子供向きとなると、客席に向かって剣やら槍やら突き出すってのは、やっぱり良いサービスだわ。
そして今年はライダーの方も立体映画仕様。物語もメインライターの三条陸が脚本を書いているので安心して楽しめる。TVよりもこだわりのアクション満載の上、TVでは最終回前の予算不足を感じさせる寂しい特撮具合に対して映画は画面もやや派手め。特にWは全フォームを次々と切り替える大サービス振りだ。
関西では「おはよう甲子園」で放送が潰れたことによる今週のライダー分不足を補って余りある充実の内容だった。しかし、ライダーが9月改編になって、最終回前の盛り上がる時期に高校野球とぶつかることになった悪影響は計り知れないものがあるなぁ。
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