「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の監督ヘンリー・セリックによる最新作。全米公開より1年遅れてようやく日本公開された立体人形アニメ映画だ。最近、この映画で美術を担当した日本人スタッフがアニー賞を受賞したことでもニュースになっている。
ティム・バートンが製作、原案、キャラ設定まで手掛けたことから「ティム・バートンの〜」と呼ばれることが多い「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」だが、その監督は実はヘンリー・セリックなのである。そして同じく人形アニメ「ジャイアント・ピーチ」の監督でもあり、ハリウッド映画史上大赤字記録トップ5に名を連ねるブレンダン・フレイザー主演実写映画「モンキーボーン」の監督でもある。
1コマ1コマ人形を動かして撮影するアニメであり、かつ3D立体映画専用カメラで撮影されているという点で技術面では記念碑的な注目映画。かつての立体映画ブームで飛び出す演出を多用されて飽きられた反省から、最近の立体映画が奥行きを活かした構図を作ることにこだわるのに対し、この映画では結構飛び出す演出が多い。久々に見世物的立体映画という感じで面白かった。
もちろん「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の雰囲気が好きなら、そこそこ楽しめるであろうダーク・ファンタジーでもある。「ナイトメアー・・・」ほど魅力的なキャラクターが沢山出てくるわけでもないし、ダークといっても大人も子供も一緒に楽しめる程度に甘いダークさであるが、まぁ決して悪い映画ではない。自分は吹替版を観たが、ダコタ・ファニング人気を考慮してか、字幕版もちゃんと用意されている。
出口アンケートに協力すると、映画のロゴ入りソーイングセットがもらえた。使うのもったいないな。
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