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2026年09月27日22:49

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「劇団限界集落」第9回公演『喜劇 春埜山 きつねつき』~1

9/27(日)、浜松市の山間部、天竜区春野町にある春野文化センターで行われた「劇団限界集落」の第9回公演『喜劇 春埜山 きつねつき〜令和の大コン乱』(2幕/2時間)を観る。

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私の家からだと、天竜川に沿って上り、途中から分岐する支流 気田川(けたがわ)の上流へ、くねくねとした道を走る。全行程40km、車で約1時間。

地域に伝わる天狗伝説にちなみ、春野文化センターの駐車場には、日本一大きいと言われる天狗の面がある。
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センターには定員約900の2階建て大ホールがある。
写真は緞帳が下りたステージ。
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一般的に「限界集落」とは、人口の50%以上が65歳以上で、社会的共同生活の維持が困難な状態にある集落を指す。
春野町は人口約3,600人(2024年現在)で、6割以上が65歳以上。

「劇団限界集落」は2021年、地元出身で国立音大声楽家を卒業した松井茉未(まみ)が2021年に起ち上げたアマチュア劇団。
劇団員は小学1年から70歳代迄、世代も職業も境遇も異なる舞台未経験の老若男女が集まり、一つの舞台を創り上げている。
当初団員は9人だったが、現在は25人。出演だけでなく、照明・音響・衣装・舞台美術等に至る迄町民の力を結集して行う。

松井によれば、
「私達が目指すのは、演劇を通して地域の人と人をつなぎ、自分達の手で人生のオモシロさや感動を生み出していく事。限界集落だからできないのでなく、限界集落だからこそ生まれる、一人一人の生きざまが詰まった、土臭くも人間味溢れる、素朴な手作りの舞台を紡ぎだしていきたい」と。

当初は既存ミュージカルでスタートしたが、2024年よりミュージカルに限定せず、松井が脚本を書き演出するオリジナル作品を上演するようになった。特に地元の風習や歴史,民話を収集し取り入れる事を大事にしたいと考えている。

2026年には静岡県文化奨励賞を受賞。

こちらは本番前、9/24(木)の中日新聞朝刊記事。

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今回、劇団は初めて喜劇に挑戦した。
喜劇は難しい。自分を客観化するため、敢て配役は性をひっくり返し、女役を男性が、男役を女性が演ずるようにした。観客には強い異化効果を生む。

(続く)
 
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