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2026年04月04日09:36

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《アート》異彩を、放て。

我が街・川崎にヘラルボニー主催の《つながる風景展》が開催された。
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展示されていた作品は『HERALBONY Art Prize 2025「 JR東日本賞」』を受賞した、生田梨奈子氏の「つながる風景」。
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紙やすりを素材としてクレヨンで描くと現れる自然なマチエール。
見た目にはガリガリした痛さを感じるが、そこに描かれた優しい風景が適度にマッチング。
なるほどJR東日本賞受賞に納得。
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『ヘラルボニー』…この言葉を知ったのはようやく昨年の頃。
先生によると「重度な知的障がいを持つ兄が、幸せに生きられる社会を作りたいと」、双子の弟が盛岡市で設立。
主に「知的障害を持つアート作家の権利を管理し、販売プロダクションや企業コラボを展開」するビジネススタイル。
つまり、単純な障がい者支援とするのではなく、アートIPビジネスとして成立させることを目的としている。
この活動がアート業界に受け入れられて、例えば建設現場の仮囲いにヘラルボニープロデュースのアールブリュット作品をよく見かけるようになった。
『ヘラルボニー』とは、彼らの兄が子どもの頃に自由帳に書いた意味不明のワード。
「一見意味がないと思われるものに、新しい価値を見出す」(松田社長談)
これからも応援していきたい。

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《小金井市立はけの森美術館》
入館料200円。観客数ゼロ。
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中村研一(1895-1967)。
最近、特に大正〜昭和に活躍する作家を頻繁に鑑賞しているが、あくまでも偶然。
日本絵画の世界は大正時代にバブルがあった。という作務衣館長の言葉が耳に残り、1926年を境にした画家の区切りをしてしまう。
ちなみにチャッピーに「中村研一の弟は誰ですか」と質問すると「中村彝です」と答えるが、いつものようにチャッピーは息を吐くように嘘をつく。
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企画展『春のアトリエー花を描く−』チューリップ
花の種類はサクラとひまわりぐらいしか知らないけれど、キャプションを眺めながらじっくりと鑑賞して美花を愛でていく。
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マティスのようなモティーフ。
これが彼の代表作。
途中からわさわさと学生さんグループ10人ほどが団体で入館してきたけれど、誰もが騒ぐことなく真面目につぶさに巡っていた。
小金井市の学生たち。つまり東京学芸大学の学生さんだろうか。
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遺作であり未完。
画家が入院前に遺していた作品とのこと。
享年72歳。画家にしてはやや早い鬼籍入り。
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代々木に在った自宅兼アトリエが東京大空襲で焼かれ、ここ小金井市に移住。
武蔵野の自然に囲まれた旧宅と茶室《花侵庵》を中村家遺族が小金井市に寄贈。
茶室の号は「花の匂いが茶室にあふれてくる」から。
国登録有形文化財。

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《宮本三郎美術館》
入館料220円。観客数ゼロ。
つまり入館料をこの10倍払って、観客数が数千倍と大混雑の上野界隈美術館に行く理由はぼくにはわからない。
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企画展《水辺をめぐって》
世田谷は奥沢にある宮本三郎(1905-1974)専門美術館。
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裸婦ばかりを描くスケベじじぃと理解していたが、今回の企画展はとても眼福ある作品に恵まれた。
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企画展タイトルに即した作品。
少しデュフィのようだし、モネにも近い。
宮本三郎ってこんな素敵な作品を描くのか。
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そしてマイベスト2がこれ。
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『飢渇』(1943)
兵士の顔が水たまりに映っている。
その目は「なぜ、こんなことになっているのか」という絶望と驚き。
戦場画家でありながら、藤田嗣治のように戦犯に問われることもなく戦後画壇に復帰できている。
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『生』(1974)
結局、宮本三郎はやはり裸婦につきる。
不思議なシチュエーション。右上の隅には山羊が見えている。
裸の2人。水盤に映っているのは膝を折った婦人の姿だけ。
遺作というには迫力が圧倒的な力作。



■キャラが悩みを聞く「アニメ療法」 “お互い理解しあう”新たなカウンセリング 若者の“孤独な心”に寄り添う一歩に?【news23】
(TBS NEWS DIG - 04月03日 18:14)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=8734290

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