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2025年10月27日20:42

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《2025Beyond THE Richter5》夢の到達点

ショックなニュースが2つ。西の方から飛んできた。
『ベニスに死す』の美少年が亡くなった。
思い出すのは内藤廣の展示会での出来事。いったい、あの感覚はなんだったのだろう。
映画『世界で一番美しい少年』(★5.)でヴィスコンティの悪行を知り、美少年な彼の悩みを哀れんだ。

2つ目は一ノ関に現れたくまモンペンギン
秋田、岩手とまるでハンミョウのように足跡をつけている。
パンツを履いていたとの情報もあるけれど、彼のせいで東北の秋は急激に寂しさが押し寄せた。

《承前》
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正直、焦っていた。
何ごとにも動じない自負が、この島で崩れてしまっていたようだ。
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スタートは因島。
無人島へ向かう船着き場…港が見つからない。
見つかってはいたけれど300m圏内に2ヶ所。行き先の記載がなく、ただ乗船してみたら笑い話船
瀬戸内の多島美は、誰でも温かく包み込んでくれる。
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50人乗りの高速船。乗船客15人程度の中、どのぐらいの人たちが同じ目的地へと向かうのだろう。
広島県因島の土生港から出帆した船は弓削島に立ち寄り、やがて30分経った頃、目的地・豊島に到着する。
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1日4便の因島→魚島のうち、豊島に停まる船はわずか2便。
朝8時を逃せば、次は15時35分。
つまり絶対に乗り遅れてはいけない旅だった船
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降り立った旅人は7,8人。
釣り人はさっさと島の奥手の漁場へと向かい、アートファンと思しきメンバーはウェルカムセンターで入島登録ののち、日本一レアなガラスを目指して竹藪へ向かう。
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意識的か無意識だったかは忘れてしまったけれど、一番手を外してかなり時間を掛けてリヒター作品に辿り着く。
先着していた3組程度はすでに鑑賞を終えてしまっている様で、手持ち無沙汰に77分後にやってくる復路便を待つことになる。
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『14 Panes of Glass for Toyoshima, dedicade to futility』(GERHARD RICHTER)
ついにやってきた。
マチュピチュに登り切ったような感覚。
ありがとう。感謝の言葉が口を衝くペンギン
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1人、作品に近寄って写真を撮っている男性に聞いてみた。リヒター目的なのかと。
犬「ぼくはカメラファンです。綺麗な写真を撮りたくてここまで来ました」
なるほど、ひとそれぞれ。
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先客たちが気を利かせてくれているかのように、周囲から去っていく。
1組の夫妻は山陽地方からやってきたという、ほぼ地元。
神奈川県から遠路やってきたことをみんあ知らないくせに、貸切のロケーションを作っていただいた。ほんとうにありがたい。日本人の礼節。
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これまでのリヒター経験が走馬灯のように走っていく。
軽井沢でオーナー直々にお世話になってから、その4か月後。
あらためて六本木へ御礼に行くと誓い有言実行。
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まるで待っていてくれたかのように、和光オーナーが笑顔で迎えてくれて、
蟹座「10月に豊島行ってきますペンギン」と、お伝えした。
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14枚のガラス。
作品の周囲を何度も何度も廻り、振り返り瀬戸内の多島美を眺め直す。
こんな贅沢な時間があっていいのだろうか。←いい。
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島の待機時間はリミット77分。
誰よりも長く、誰よりも充実した時間を得た。
この島にリヒターを連れてきた PEACE WINDS JAPAN のリーフレットをいただいて、なぜこの場所に『14枚のガラス』が存在するのかを学習する。
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10月に仕組まれたリヒター大tripenart 、最大のミッションが終わる汽船の笛がなる。
間もなく桟橋に迎えの船がやってくる。
ありがとう。何度も何度も感謝の言葉が溢れてくる。
ありがとう。何度書いても間に合わない。たくさんの人に感謝。
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カチンコ「ベニスに死す」ビョルン・アンドレセンさん死去 70歳 「世界で一番美しい少年」として注目
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