ザハ・ハディドの遺作であるはずだった国立競技場。
様々な政治的思惑で隈研吾作品にとって代わられたが、その経緯を巡っては著名建築家の多くが異を唱えて今に至る。
有森会長の涙は、ふたたび閉会式で観ることができるのだろうか。
ガブちゃんとの一件は黒歴史として記憶されるけれども、現在の立場があるのは彼女の功績あるからこそ。これは万人の認めるところ。
早めの到着で競技場外周をそぞろ歩き
メダルセレモニーの会場にはニュージーランドの国歌が流されていた。
わずか9日間の世界大会も残すところあと4日。
国立競技場で君が代を聴くことはできるだろうか。
縁起を担いで、この日の改札口は北口ばかりを利用した。
1991年8月25日以来、自身2回目の世界陸上ナマ鑑賞
初回となったこの日は、今はなきソビエト連邦という国のセルゲイ・ブブカが5m95cmという世界記録を作り上げた日。スタンドから彼の雄姿を目の当たりにした。
それから34年。棒高跳びのステージは6m30�僂砲泙乃�録が変わっている。
ルーティンのように世界チャンピオンは大会ごとに1�僂鼎弔竜�録更新。セコイ。
公式種目開始前のオープニングレセプション。
デフレーサー男女100mの公開競技が行われていた。
スタンドに座り、手話で「がんばれ!」と「おめでとう」を贈る。
diversity の肯定。
この場所にいられることが誇らしい。
元気のない元気は骨折中。投げやりなやり投げで成績が伸びず、かなり骨を折っていた。
三段跳び、棒高跳び、そしてやり投げ。
フィールドでは目まぐるしく競技が進んでいく。
日本人が8人しか出場しないブランクデーゆえ、ぼくの周りには外人さんばかりに囲まれる。
隈研吾スタジアムの欠陥である狭い狭いシート幅は、大きな大きな彼らをかなり悩ませていた。
多様性。
活躍してくれる日本人選手たちに精一杯の拍手を贈っておいた。
2020東京オリンピックは残念ながらチケット払い戻しで観戦が叶わなかったけれど、大阪万博よりも圧倒的に比率の多い外国人応援団に囲まれながら、200m男子に声を枯らしていた。
最高潮は鵜沢くんが予選突破の3位入線。
近くにいたオランダ人から「congratulation!」と声を掛けられた。

「Bedankt

」
文化、性別、年齢、宗教、そして肌の色。
すべてを受け入れて差別のない声援を贈っていく。
誰かれなく、成功者にも失敗者にも拍手を贈り、スタンドが湧く。
こうして世界から、差別なく正しい人たちが集まってくれる場所が大好きだ。
つまりぼくは、トランプや極右の人たちが大嫌いで仕方がない。心底大嫌いなんだ。
バルコニーに顔を出すオダユージに手を振った。
笑点に小遊三が必要なように、世界陸上にはオダユージは絶対に必要だ。
35,975人分の1人。観戦できたことに感謝。
あと4日間。目が離せない。←離す。

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