シネコンに観たい映画が掛からない。
こんな時は微かに残る2本立て名画座巡り。
いま、どれだけの2本立て名画座が残っているだろう。
目黒シネマ、早稲田松竹、キネカ大森、あとはかつての名画座の雄・文芸坐。
むむむっ、これぐらいしか思いつかない。
名画をみたけりゃサブスクを使えということか。哀しいな、令和。

映画レビュー
キネカ大森のテーマは『小学校』。
065『小学校 それは小さな社会』★4.
小学校ってこんなに窮屈な軍隊生活だったのか

という残念な驚き。
コロナ禍という事情もあるけれど、登校拒否ゼロだった川崎オスカー少年もこれでは逃げ出してしまいたくなるほどの管理社会。
さらには《平成・令和の教師》という、まったく夢のない聖職。
卵を割って頭から血を流していた坊主は、きっと教職は向いていない。
小学校の通信簿のほとんどに「落ち着きがない」と書かれていた川崎オスカー少年は、一方で「誰とでも仲良くなってリーダーシップを発揮していた」とも書かれている。
結局は10歳のころから、今に至る還暦過ぎまで半世紀、ちっとも変っていないことに、この映画を観ながら気がついた。
何よりもこのドキュメンタリーを撮りあげた制作人に川崎オスカー賞を渡したい。
顔だし御免でボカシをかけている生徒が3,4人。
キラキラネームをつける親の如く、クソ親のエゴなんだろうか。
当の子どもたちにすれば、将来、振り返ってこの映画を観た時に、自分の顔にボカシが入る名作を見てどう感じてしまうのか。
064『型破りな教室』★5.
こちらはメキシコの金八先生。
このような先生だったら、川崎オスカー少年の将来は少しだけ変わっていただろうか。
いや、教師のことなど気にしちゃいない児童だったから、今もきっとmixi日記を想いのままに書き綴る日々を繰り返していることだろう。
自分にとって印象に残る教師は小中高それぞれ1人ずつ。3人いることが多いのか、少ないのかはわからないけれど、その中でも一番のリスペクトは中学時代のO先生。
昨年、前年ながら鬼籍に入られたけれど、彼女の遺伝子は少しだけ僕の中に残っている様だ。
早稲田松竹のテーマは『ポスト・アメリカン・ニューシネマの作家たち』
066『セコーカス・セブン』★4.
初見。35�丱侫�ルムに映し出された手書き字幕が掠れ掠れで読みにくい。
けれど、これも味なもの。
お陰様でTOEIC400点の持ち主。Fワードだけはしっかりと理解できるから大丈夫。
学生時代を源とした男女7人(+1人)の仲間たち。
過去をほじくり出せば、誰と誰ができていたり、できていなかったり。
そして、それぞれの今。
ただ男女7人の仲間なら、僕たち日吉の連中のほうが強固かな。
そんな自信を持ちながら1本目の鑑賞を終えていた。
067『メルビンとハワード』★3.
まず調べたのがハワード・ヒューズの人となり。
なるほど、薄い記憶にあった《映画監督》は合っていた。
そしてメルビン。
人間として全く魅力がないから、ちっとも感情移入できずにストーリーが流れていく。
しかも眉唾的な遺言問題。
結局は何を描きたかったのか。
貴重な作品を鑑賞できたことが何よりも名画座の愉しみ。作品の質はまた別の話し。

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https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=8454434
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