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2025年08月28日20:21

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《2025岡山5》大原ファシリタジタジ

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高校時代に初めて訪れた倉敷。
美観地区という名の通りの美しさに気がついたのは、大学生になってからのこと。
それからどのぐらい通ったことだろう。倉敷駅前にチボリがあった時代も懐かしい。

《岡山5》承前
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大原美術館。
何度訪れても決して裏切らない。
ポーラ美術館や国立近代美術館のような安心感を常に感じている。
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オープン5分前には10人程度の大原ファンが行列を作っていた。
あえて初回の団体とバッティングしないように、まずは大原別邸で一族の歴史を学ぶ。
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こちらの入館は一番手。しかも貸切。
スタッフの方がインスタレ―ション前で記念写真を撮ってくれた。
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大原美術館開館の祖・大原孫三郎は62歳、その子息で大原美術館をさらに発展させた大原総一郎は58歳。そして美術館の至宝を蒐集した児島虎次郎はわずか47歳。
関係した人たちの早逝が残念でならない。

大原美術館。
混雑もなく和洋の名品がゆったりと鑑賞できる。これ以上ない至福の時間。
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作品の撮影は禁じられているけれど、川崎オスカーのみ可とされている。
シニャック、ルノアール、そしてシュトック『人類の復活』。
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『幻想』(1866年)
シャバンヌはひらびーガイドで知ることのできた忘れ得ない作家。
上野で知った代表作『貧しき漁夫』をオルセーで発見したときの嬉しさよ。
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19世紀の作品主体で蒐集してきた児島虎次郎が、唯一、16世紀のグレコを買ってきた。
大原のマスターピース『受胎告知』は2か月の修復期間で外されて、代わりに架けられたのがムンクの射精。否、『マドンナ』ペンギン
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高校時代のマドンナはいまも美しい。

たっぷりと時間を用意してあったのでイベントに参加することができた。
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《大原美術館フレンドリートーク》
指定の時間に集合場所へ向かうと参加者と思しきはおよそ1人。つまり川オス独りきり。
しかし、そののち老夫婦が1組、そして子どもを旦那さんに預けてやってきたキリっとした美術系〜2020東京五輪《空手・形》の銀メダリスト清水さんのような〜美女がやってきて合計4人の参加でスタートした。
ファシリティはおいらよりも10歳ほど若そうなおじさん。そして、館内整理のために2人のボランティアスタッフがついてきてくれる。
ルールはファシリティが指示する作品の前に立ち、それぞれが思うことを語り合う。
犬「作品や作家の解説は致しません。それでもよろしいですね」という前提付き。
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1つめに指示されたのがシモンの『曲馬場』。
本来の進め方なら作家名も作品名も隠して、完全に無情報で鑑賞者の感想を引き出していく。
かなり難しいが、いつものようにグループリーダーのおいらから、作品の情景や気がついたことなどを語り出す。
続いて老夫婦・妻。彼女の感想は「作家がどのような気持ちで書いているか」という点。
そして、清水選手はミクロからマクロへと、まるで美術大学の授業のようなポイントを突いて我々の安易な感想に重みをつけていく。
ちなみに老夫婦・夫は妻の隣でニコニコしながら、時折、おいらに声を掛けてくれながらその瞬間を楽しんでいた。
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2作品目はカリエール『想い』。
これもまた清水選手のお陰でかなり勉強になった。気がつかなかったこと、見えなかったことが次々と目の前に現れる。
答えのないフレンドリートークだけれど、老夫婦・妻はファシリティ氏に対して、
猫「答えはなんなの?」と、タブーの問いかけ。
困り切っているファシリティ氏に対して、川崎オスカーの追い打ち、
蟹座「ファシリさんはどう感じますか」と、禁断のクエスチョン。
かなりタジタジになりながら、MOMAメソッドのルールを守っていた。

結局、2作品だけで制限時間の30分を優にオーバー。
後方を見渡すと、おいらたちを囲むように取り巻きの一般観覧者たちがトークシーンを聞いていたようだ。(気がつかなかった)
館内整理をしていたスタッフからは、
ひよこ「皆さんがどんどんトークをしてくれているので、お客さんたちが集まってきてくれました。私たちも聴いていて楽しかったです」と褒めてくれた。
ファシリさん「どうでしょう、皆さん時間がありましたら、もう1作品やりませんか」。
一同 YES ワイングラス

3つ目に選ばれた作品はマティス『女の戦』(1935)
マティスには珍しい木炭画。初見となる、裸の2人が何かに闘っている。
感想戦をスタートすると、やはり鑑賞客が取り巻いてきた。
なるほど、ぶらぶら美術館の山田五郎気分。
貴重な45分。誰よりも楽しませてもらったのに、大原美術館の記念品までプレゼントしていただいた。
これだからファシリテーションはやめられない。←やめない。
これからもあらゆる美術館でチャレンジするもんねぴかぴか(新しい)

(つづく)



学校松竹、大阪松竹座の閉館を発表 2026年5月公演をもって 多彩なラインナップは場所を変えて継続へ
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=8452232

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