『NORIAKI HAYASHI VENUS』=第27回亀倉雄策賞=
今日から行動形態が変わった。
これまで炎天下のギャラリー巡りはペットボトルオンリーだったのに、ほんとうに珍しいことだけれど”お茶休憩”でカフェへと足が向く。
余計な出費はすべてトランプのせいだ。カネカヘセ

アートレビュー
『女子美とフランス』(女子美アートミュージアム)
初めての女子美。つまり女子大生に囲まれての美術館鑑賞(夢)
自動ドアが開くといきなりのヴァンジ。
ノーベル賞受賞者であり、かつ女子美大学の理事長でもある大村某氏からの寄贈品。
この大村先生は山梨の某市に施設美術館を持つ。いつか行かなければならない←行く。
ピカソ、クリムトに勝るとも劣らない”女好き”のアーティスト、コランと岡田三郎助。
この2人が令和の世で大学教授をやっていたら、2日でクビになっているはずだ。
森田元子の4枚。(1961-1967)
コーナーは2つ。
女子美黎明期を担った女流作家5名の特集展示と、平成・令和卒業生たちの優秀者。
月舘れい、そして、櫻井悦。
今のところ、誰ひとり知らん
嶋田しづ、そして、栗原喜依子。
誰やねん。
ことごとく川崎オスカーさんに知られていない女子美OG作家。
現役時代は美術系の先生でもしていたのかな。
これが今回訪館の理由。そして、おそらく女子美収蔵のマスターピース。
三岸節子『夜』(1970)『エッフェル塔』(1985)。
特にエッフェル塔については彼女の代表作のひとつでもあり、濃厚なマチエールを現わし、迫ってくるものがある。
我が家にある小さな小さな『花』は200分の1程度の小品だけれど、小さい方が可愛いものだ

女子美では大村理事長夫妻の篤志によって年度に1人、フランス・パリに1年間留学の特待生制度がある。
条件は留学終了後に1枚作品を仕上げて大学に寄贈すること。
中には洗濯を忘れたようなシミーズが展示されていたが、これは何かの間違いだろう。
まるでリヒターのような藤倉明子『Still Forever』(2014-15)
壊れちゃったフルムーンは野口薫子『Untitled #15』(1999)
抽象画が多くみられるのは時代の要請なのだろうか。
ちょっとホッとする作品は、まるで原良介は神奈川県出身の角谷沙奈美『One the Way』(2021)。
右上に飛び立つ裸婦さんを描いたのは高木彬『Trace-痕跡』(2008)
コロナ禍によって2年間、この留学表彰制度が実施されなかったと、キャプションに書かれていた。
女子美だけのことではないけれど、2020年や2021年の卒業生たちは、どこでも取り返しのつかない2年間を経験している。クソコロナめ。
インスタレーションの受賞も5,6点あっただろうか。
しかし、ことごとく受賞作家の今を知らない。
一部はそのままパリに留まって制作活動を継続しているとあるが、合計で21名の受賞者作品を、ぼくはどこかの美術館で出会ったことがない。
あらゆるアーティストがそうであるように、世に出て川崎オスカーに記憶されるアーティストなんて、きっと1000人に1人ぐらいのこと。
美術界で生き残っていくなんて、ほんとに大変なことなんだ。
観る側でよかった
そういえば、8月の日経新聞《私の履歴書》は森村泰昌。
世界で一番苦手な作家の一人だけれど、とりあえず毎日読んでいる。
■暑さで“外出キャンセル”続々…止まらない「海離れ」にカブトムシ離れ 変わる日本の夏【Nスタ解説】
(TBS NEWS DIG - 08月05日 20:09)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=8421742
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