「日本クラシックホテルの会」というものがある。
その条件は第二次世界大戦以前に建てられ、その建物を維持(改修、復原を含む)、文化財や産業遺産などの認定を受けていること。
日光金谷ホテル、富士屋ホテル、万平ホテル、奈良ホテル、東京ステーションホテル、ホテルニューグランド、蒲郡クラシックホテル、雲仙観光ホテル、川奈ホテル。
この9つを追い掛けてクラシックホテル巡りを優雅に楽しむ有閑マダムたち。そんなひとりから話を聞いた。
還暦過ぎからの本格スタートだそうだけど、とても活き活きとしていて羨ましい。
《三重2》承前
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1989614624&owner_id=8666179
志摩観光ホテルは1951年創業。
従って「日本クラシックホテルの会」には加盟していない。
ただ装いは紛うことなくクラシックホテルの神髄。
皇室御用達。文豪が集い、国内外からお忍びの芸能人たちがやってくる。
山崎豊子はこのホテルでペンを執り、名作『華麗なる一族』の舞台とした。

「あの辺りに北大路欣也が立ってました」名ガイドのひと言に感激する。
館内はもはや美術館。
有名無名(当社比)の1点もの絵画が「どうぞ、ご自由に」とばかりに飾られている。
香月泰男であったり、小磯良平であったり。
ワインやビールなどが飲み放題のゲストラウンジ。
ここへのコリドーには藤田嗣治の作品がスポットを浴びている。
しかし、マスターピースはこれではない。そんな知識を得てからの投宿だった。
一夜明けて朝方の散歩
屋外彫刻にスマホを向けて、G7首脳が建ち並んだ屋上庭園で英虞湾を一望。
平成年間に増築されたバブル館のラウンジで、1本400円の地元牛乳をフリーで飲み放題。貧乏性には似合わない豪勢なるホスピタリティ。
昨夜いただいた伊勢海老スープの驚きは、今もなお喉元の記憶に残っている。
G7サミットの時でさえ、ワーキングディナーで伊勢海老スープを口にしたオランド仏大統領が、おもむろにスプーンを置いて、

「これは……みなさん、ペンを握るのをやめて、ディナーに集中しましょう」と、ワーキング(会議)を中断したとのエピソード
おいらこそ、ディナーのテーブルにスマホを向けようなどと1mmも思うことができなかった。絶品
朝9時のホテルツアーに集合した宿泊客はおよそ12名。
ベテランのホストが40分のガイドを務めて、志摩観光ホテルの歴史やサミットのエピソードを歩き語る。
これが絶品。これだけでも3,800円ぐらいの価値がある。
『野あそび』(藤田嗣治)
ツアーの最期にたどり着いたレストラン『ラ・メール ザ クラシック』に一画。
クラシックのマスターピース。
昭和11年に作画されて百貨店『丸物』(現:近鉄百貨店)に展示されていたが『丸物』が閉館となり、都ホテルに所有権が移転したもの。

「当ホテルの所有でございますので、皆さんにはどんどん写真を撮っていただいて構いません」
こんな一言が笑顔を誘っていた。
(つづく)
■満開の桜の木の下を、上を向いて歩いていたら... 見つけた�犂饑廰瓩�2万人感動
(Jタウンネット - 03月20日 06:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=241&from=diary&id=8245649
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