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2025年03月10日20:04

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《歌舞伎》遅かりし由良之助

『蒙古が襲来』ぶち切れネタがファクトなのかジョークなのか。
鑑賞することのできなかった東京サンシャインボーイズ。
勝手に裏切られた思いもあるから、実はざまをみろ。朝青龍、頑張れ指でOK

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2022年以来、3年振りの歌舞伎鑑賞。
歌舞伎座に至っては2021年以来、4年のご無沙汰。
いずれもコロナくん襲来の中の鑑賞だったので、大向うは不在。そもそも、大向うは禁止期間に入っていた。
役者が見栄を切ると拍手が湧くという違和感。これではよろしくない。
禁を破って即席大向うを担ったおいらは、国立劇場でも歌舞伎座でも、周りの観客さんたちから笑顔で「とても良い声でしたよ」とか「ホンモノの歌舞伎を観ている気分になれました」とか、クレームどころか感謝の言葉をいただいたという想い出。
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三月大歌舞伎は12年振りとなる『忠臣蔵』通し狂言。
前売り発売日、発売時間と同時に「昼の部」「夜の部」1階席をゲット。
大枚叩いて、やがて無一文。
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『仮名手本忠臣蔵』(歌舞伎座)★5.
美女と幾度と出逢っても飽きが来ないように、名画や名作も何度観ても同様に感動する。
今回はかなり”落ち着いた気持ち”で仮名手本忠臣蔵に没入しようと決めていた。
だから、イヤホンガイドを昼と夜、さらには筋書きも手に入れて、1秒たりとも見逃さず。これほど本気で歌舞伎を観たのも初めてのこと。
さらには、1階席故に大向うも封印。どれだけのタイミングがあろうとも、言葉は発しないことを決めていた。

11時開演。
しかしながら、仮名手本忠臣蔵のしきたりに準じて、15分前から舞台は始まっている。
口上人形が「ウッハウッハ」と咳き込んで、いよいよオンタイム。
七五三の鼓が鳴り渡る。
「とざいとうざ〜い」もまた七五三。
やがて足利直義の人形に魂が入りこみ『大序』を迎え、合計457分に及ぶ歌舞伎の日が始まった。
演目は『大序』『三段目』『四段目』『道行』。
部を夜に移して『五段目・六段目』『七段目』『十一段目』。
これで〆て457分の大団円。

アーカイブをあらためて確認すると『5,6,7,11段目』のイッキミは、なんと30年振りのこと。塩冶判官は菊五郎・音羽屋。
今回、引揚の場で馬上の服部として登場してくれていた。
由良助は幸四郎(白鷗)高麗屋。脇を勤めた羽左衛門、富十郎、芝翫は、みな物故。

今回の三月大歌舞伎は完全ダブルキャスト。
この日はBキャストに当たり、塩冶判官が菊之助、仁左衛門の由良助。
仁左衛門の迫力はあれだったけれど、何といっても『七段目』の勘平、おかるは秀逸だった。勘九郎+七之助。両中村の圧倒的な舞台。
そして、寺岡は松也。テレビで見馴れた姿ではあるけれど、やはり野に置け蓮華草。
大向うに退いて「音羽屋!」と叫びたかった。本気でそう思えた名演だった。

ところで、この日の大向うの人たち。
昼の部は鮮やかだったのに、夜の部は酷いものだった。
夜の部のそれは、まるで4つの声がズレて重なる不協和音。
BRAVOコール同様、大向うの良し悪しが舞台の質を変えていく。
次の歌舞伎座は3階席に下がって声を出そうカラオケ

https://www.youtube.com/watch?v=fmnfktN-fQg

遊園地朝青龍が三谷幸喜氏舞台「蒙古が襲来」にブチギレ「蒙古NO モンゴルYES!」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=84&from=diary&id=8232421
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