『多摩美術大学美術学部生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻
2024年度 卒業制作展』《スパイラルホール》
実家から60年以上前の母子手帳が見つかった。どうやら2,900gだったようだ
これが60年も経つと25倍
親に感謝しなければ
文集も探してみたけれど見つからない。
文才あふれる神童(自称)が、どんな未来を描いていたのか。いつか、2階の箪笥に眠っているであろう過去の遺物を探しだそう。そして、街へ出よう。
卒業文集廃止なんていうトピックに、哀しい想いで飛びついた。
mixi さんで小学6年生や中学3年生のために
『学校別卒業文集のページ(My Back Page)』を作ってあげればいいのに。
こちらはスパイラルホールで開催の多摩美大卒業制作展。
なるほど、芸術家たちは、文章ではなく表現で形を残していく。

アートレビュー
戸田建設ミュージアムの見学を終えて、役員クラスを誘って3階へと降りていく。
『breath』(内藤礼)
日本を代表するハイクラスギャラリーが京橋の戸田建設本社ビルに集合している。
そして、それぞれ特色あるアーティストを集めた個展が開催されている。
昨年11月にグランドオープンして、おそらく3クール目。ほとんど客がいない
《タカ・イシイギャラリー》
ようやく2人連れのOLちゃんがカメラを持って入廊してきたけれど、どうやら取材がらみの業界人。少しだけ内藤礼を語り合い、富山県や茨城県の美術館を懐かしむ。
『帰ってきたやまびこ』(毛利悠子+トレヴァー・ヤン)
本社に在籍をする戸田建設の役員さえ、ここの存在を知らず、内藤礼作品にいたっては何がなんだかわからんちんちん丸出し

「説明はできない。考えろ」と、先輩格に向かって教示したけれど、彼らはギャラリーよりもカントリークラブが好きらしい
《Yutaka Kikutake Gallery》

「彼女の作品がこのビルの2階コリドーに展示してあります」と、投げかけてみたけれど、ギャラリー2部屋目ですでに意識不明状態
まるでトリプルボギーを叩いたグリーン上の姿。
『Goodday』(シュテファン・バルケンホール)
彫像なら少しは判るだろう。
判らないようだった
従って、ここも1分で通過。スタッフさんの目が円かった
(小山登美夫ギャラリー)

「やっぱり画廊は銀座が中心なの?」
ギャラリー3店舗目。青息吐息を忍て質問が来た。

「現代アートは天王洲や六本木、青山にギャラリータウンができています」
うなずいてはくれたけど、たぶん、彼は行くことはない。
『U』(青木豊)
スタッフさんから会釈をいただいた。どこかで会ったことがあるようだ。
プライスシートを借りて、

「この作品で60万円ほど

」と、コレクター気分を煽ってみたが、彼らおっさんたちのキャッシュはドライバーとアイアンにしか興味がない。
《KOSAKU KANECHIKA》
ゴルフも酒も風俗も知らないおいらなのだから、アートぐらいは追い掛けてもいいだろう

「最終ホールですよ」と、優しく告げると頬に赤みが差し、

「食事でも行こうか」と誘われる。
間違いなく彼のランチには日本酒がついてくる

←正解。
帯同していただいた役員に別れを告げて、もう一度、4つのギャラリーを巡ってみた。
先ほどとは違い、ギャラリストが声を掛けてくる。
そのうちの幾人かは、きっとすぐ近いうちに別の場所で再会を果たせそうな予感がする。
場所は南青山に移る。
これまで見たことのなかった”チーズはどこへ消えた”の家。
機会があれば寄ってみたい未踏の館もある五丁目の怪。
『弥生の空に』《始弘画廊》
同級生画伯が主宰のひとりとなって毎年、この時期に開催されるグループ展は今年が最後。
見慣れた画伯の作品とプライスシートに目をこらし、「買ったらワイフさんに叱られる」と、ひとりごちる。
長径のカンバスと鮮やかなマチエールに見惚れていたら、今日の当番さんが作家さんだった。作品への解説や同級生画伯のこと。
話が弾むと、ヴェロンの会に属していることまで会話が紡がれていく。
一期一会かと思いきや、とんでもない。これまでもどこかで彼女の作品に出会っているし、いわんや9月1日にはきっと本人にも出会っているはず。
さらには銀座の画廊にて。
人との出会い、気さくな ART LOVERS たち。ありがたいことである

「卒業文集廃止」増加の背景に、教員の働き方改革。変わる卒業記念品のカタチ
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=8227858
ログインしてコメントを確認・投稿する