今年の一文字《交》
コミニュケーションモンスターの本領発揮。
古き交流からたくさんの一期一会まで。
まぐろが食べたくなったので三浦海岸へ
運慶の木像は難しそうなので、あとは温泉でも入って帰ろうか
ところが根っからの美術好き(←おいら)。
しかも、設計は怒りの山本理顕。
曰く「俺がプリツカーを取ったことを妬んでいる同業者に告ぐ」
これは面白かった。
『響きあう20世紀美術』
ありがたいことに運慶の企画展とは別の展覧会も併催。
横須賀美術館と箱根彫刻の森美術館とのコレボレーション
日没前に、まずは屋上テラスで東京湾から房総半島を無為の境地で眺めていく。
山本理顕の自信作。なるほど、この感覚を藤本壮介に求めるのは酷というものだ。
佐伯祐三『窓のある建物;パリ風景』(1925)
鶴岡政男『天使』(1951)
萬鐵五郎『ガス灯』(1931)
エミール=アントワーヌ・ブールデル『“悲愴”十字架に倚るベートーヴェン』(1929)
いつもは刺身のツマにしか思えないブールデル。これはマイベストブールデル
岡鹿之助『魚』(1929)
そして、三岸夫妻の作品が隣り合う。
三岸節子『室内』(1941)&三岸好太郎『金魚』(1933)
平日の夕刻。
もろちん、閑散とした展示室。
来観客で目立つのは若きカップルたち。
例えば、撮影禁止のタブローにスマホを向けて叱られている彼女を尻目に、白髪一雄の大判作品の前で微動だにせず見つめている。

「ロープにぶら下がって、足の裏で描いているんですよ」

「えっ

」
叱られ終えた彼女を呼び寄せて、おいらからのガイドを口伝えしている。
これで2人のアートファンが新たに誕生した。
猪熊弦一郎『三人の娘』(1954)
野見山暁治『室内の人』(1959)
多くの作品が撮影禁止。(←川オスを除く)
しかし、先ほどの若いおねえちゃんがそうであったように、初めて美術館にやってきた人がインパクトを得た作品を画像記録に残せない。これでは、せっかくの萌芽を積んでしまっていることになる。
わかっているのだろうか、ミュージアムの人たちは。
デジカメの時代と違うということを。
芥川(間所)紗織『スフィンクス』(1964)
そして元永定正。
マイベスト展覧会ベスト2
ザオ・ウーキー『10.12.75』(1975)
アーティゾンに行けばウーキーの名作が鑑賞できる。
そして、
トム・ウェッセルマン『マティスの 絵を背 景にしたモニカのヌード』(1988)
富山県美術館に行けばウェッセルマンの名作が鑑賞できる。
清水久兵衛

+三木富雄
横須賀美術館でこれほどの名作に出会えるとは。
若いカップルさんたちがやってくる一番の理由は《恋人の聖地》のインスタ蠅。
だからこそ、彼女たちが選ぶタブローは撮影ぐらい赦してあげなさい。
ちなみに去年の一文字は《西》だった。
西ばかり出掛けていた2023年がその理由。

今年の漢字「金」 2021年に続き5回目 過去29年間分も解説【1995年〜2023年】
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=8129990
ログインしてコメントを確認・投稿する