北陸道をレンタカーで移動中のラジオから、松山千春の声が流れてきた。
すでに6本のステントを入れて生き延びているが、さらに冠動脈狭窄症のバイパス手術を受ける必要があると診断された。もともと重度の糖尿妙。血糖値を下げる治療を行った後の手術になるという。
松山千春68歳。
LIVEには行ったことがないが、ガラコンサートでステージに立つ千春を見ている。
さだまさしと同じぐらい、歌よりもMCが長い。
ファンたちは復帰を願ってはいるけれど、ラジオを聴きながら、一度はライブに行っておけば良かったなんて後悔が芽生えてきた。
千春、必死に生きている。小樽の千春鮨を今、思い出す。

《富山1》
今年に入って3度目の富山。
降雨量日本一を達成したというのに、心配するメッセージは1通も飛んでこない。
晴れ男、ここに在り。
『法隆寺の国宝、ゴッホ、マネに会える〜クローン文化財降臨展』(セレネ美術館)
うなづきトリオのふるさと、宇奈月温泉。
雨が降り出しそうだったので神社参拝をあとに送り、初踏となる地元3セク美術館。
原画をコンピューター分析し、使用している画材を合わせ、さらにはマチエールは3Dプリンターによる凹凸で造り上げたクローンタブロー。自称『クローン文化財』。
マネの笛吹少年は、フルートのサイズから逆算した130�僂両�年を三次元で創り出されたクローン模型。
宇奈月の街が100�个旅覬�にたたられる中、悠々と鑑賞を続けて、ギャラリートークの時間がやってくる。
セレネ美術館のC級学芸員が、雨宿りの鑑賞客7人と作品を練り歩く。
MOMAとオルセーの星月夜競演

「本物は見たことないのですが、多分ゴッホの筆致はこうだったのでしょう。本物と並べても、きっと違いはわからないですよ」と、鼻息が荒い。
ここは地元の学芸員を立てておこう。何も語らず、ただうなづくだけが吉。

「日本で、いや、世界で唯一鑑賞することのできる『芦屋のひまわり』です」
これもまた黙してうなずく。ここで大塚国際を出しても仕方のないこと。
東京芸術大学の研究員たちが研究し、油彩の作画も行ったそうだ。
ありがたかったのは、大塚国際同様、作品に直接触れることができる点。
ゴッホの自画像。マチエールの弱さは圧倒的だけれど、芸大やC級学芸員が満足するなら、それでいい。
ニセモノとはいえ、クローン文化財と称した作品の公開手法にはポジティブな感想を持った。観たい作品を観に行けない。
大塚国際のように、リアルに近い作品が近くにあれば、それを頼っておきたいものだから。
かつて日曜美術館でも紹介された『法隆寺金堂』の消失した壁画や国宝・釈迦三尊像のクローン技術作品。
なるほど、このような残し方があるのだと、ビデオを見ながらうなづいた。
この美術館にやってきてから、うなづくことばかり
ギャラリートークもたっぷりと40分。
驚くことに、こんな観光地によくあるヘナチョコ美術館に滞館時間90分。
雨宿りとしては、上出来すぎる時間を過ごしている。
ウエザーリポートやYahoo!の中では、宇奈月の隣町が日本一の降雨量を更新しただの、北陸新幹線も富山地方鉄道も運転を取りやめているだの、恐ろしい文字が躍っていた。
雨に濡れることなく駐車場から次なる駐車場へと移り、宇奈月温泉総湯でいましばらくの雨宿り。
入湯料510円。ガラガラの男湯にフルチンひとつ
源泉かけ流しに飛び込んでみたら、足の熱さより、なんと45℃との表示に驚いた。
くるりんぱか。
それでも、雲が往き、青空が出るまでの45分。宇奈月温泉、我慢大会の午後
(つづく)
■台風接近前に観測史上1位の大雨 九州〜東北は今夜にかけてゲリラ雷雨に注意
(日本気象協会 - 08月25日 16:25)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=174&from=diary&id=7992770
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