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2024年07月11日20:06

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《2024福島B》乗り鉄、ただ川を見る

古畑任三郎の再放送を観ながら、それそろTSBも充電終わって出てこないかな。と、願っていたらこの朗報。
『12人の優しい日本人』でこの劇団を知り、知った途端にすぐ充電入り。
結局、三谷作品はドラマと映画館で観るしかなかったけれど、TSBの面々の出世に喜びを感じていた。
『12人の優しい日本人』12番が相次いで早逝し、このままTSBも雲散霧消と思っていたから喜びも一入。
よし、今日はお祝いを兼ねて乗り鉄しようバス

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睾丸の美少年時代は『青春18きっぷ』を使いまくって”旅打ち”を基本とした乗り鉄だった。
飯田線を乗りつぶしたのは、いくつの時だっただろうか。
同級生たちに昔話を聞くと「オスカー(←おいら)に誘われて夜行乗って新潟へ連れて行かれた」という似たような話が複数から寄せられる。
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還暦超えにして、初めての只見線。
会津若松スタートゆえ、ランチは山塩ラーメンと味噌カツ丼。
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旅の安寧を願い、若松から徒歩10分。
日本一社となる《蚕養国神社》へ夏詣で。
こんな信心が、実は無事を約束してくれるし、もろちん、雨の天気予報も覆す。
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1日に3本しか走らない小出行き普通電車。
乗車券は会津若松から浦佐経由で川崎へと一筆書き。みどりの窓口の青年JRerが、見事なまでにてきぱきと、おいらのオーダーを一回で得心してくれた。
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13時05分、オンタイムで走り出す。
このところの只見線人気で混雑も心配したけれど、みどりの窓口青年が「平日だし、空模様もあれなので込まないと思います」が的中し、およそ3割。
確かに、この時点での天気予報は《雨》雨
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ワンマンとありながら、運転手の隣に車掌さんもついてのツーマン。
スタートからの運転手さんMCが凄い。
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まずは定番なのか沿線住民の利用に感謝するとともに、旅行者へのガイドも忘れない。
14時25分ごろに第一只見橋梁へ差し掛かること、沿線の天気予報、そしてそのあとのビューポイントなど、「ようこそ只見線へ」の感謝とともに見事なまでにフレンドリー。
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列車は会津盆地から峠を抜けて、只見川をただただ川沿いに走っていく。
雨は降っていない。降るわけがない。
前日、或いは朝方の雨により、川水は濁っていたけれど、リフレクションは輝いている。
そして、ほんの少しの川霧。
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列車はビューポイントに近づくたびに、警笛を短く数回鳴らして速度を落とす。
犬「本日限りの絶景をお楽しみください」なんて、乙なMCじゃないか。
紫陽花や立葵が沿線を彩っている。
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隣のコンパートメントには、Canonイオスばあさんと旅好きのじいさんトリオ。
彼らも列車のスピードを落とすと、車内から遠景を狙っていた。
どうやら、新聞社主催の写真展にまで作品を投稿するセミプロ趣味人らしい。
ステキじゃないか。
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運転手さんのMCとともに、際立っていたのが車窓に向けて手を振る人々。
若松を出発してからすぐ、七日町踏切で小学生たちが手を振っていたのを皮切りに、列車もポッポッポッっと三連警笛を鳴らすたびに、沿線住民が一日わずか3便の只見線車両に向かって笑顔で手を振ってくる。
山の果て、不思議な小屋から身を乗り出して手を振るおじさんまで登場した。
毎日、こうして振り続けている様だ。
もろちん、こちらも恥ずかしがらずに思い切って振り返す。
ウェルメイドなコミュニケーション。
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ちょうど中間ほど《会津川口》電車
20分ほどの停車と外出が乗り鉄に与えられる。
ところが、終着駅目標のおいらをおいて、乗客のほとんどが荷物を携えて降りていく。
奥会津への観光目的いい気分(温泉)
なんだ、乗り鉄はおいらひとりきり失恋
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只見駅にはいつか観た台湾+日本映画の『青春18×2』の聖地ボード。
ストーリーをほとんど記憶にしていないけれど、長岡の花火の前に、ついでに只見線乗っていたっけ?飯山線じゃなかったかな。まぁ、いいや。大した映画じゃない。
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インバウンドのウェルカムボードには台湾からの旅行客が一番多い。
映画の聖地巡りなのだろうか。
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2011年の大豪雨被害により11年間、只見線の一部が不通となっていた。
福島県や地元町村住民の再開までの苦労を知ると、もっともっと応援したくなる。
2022年10月の全線開通時には多数のファンが詰めかけて大混乱。
せっかくの行為が、散々な旅行となって悪い想い出を作った人も多かろう。
今日のように会津川口までは3割、そしてそこから終点・小出までは、なんと一両目おいらひとりきりという恵まれた乗り鉄旅行。
警笛が鳴り、住民が振り返り、手を振ってくれる。
浚渫工事のおじさんも、屋根工事のお兄さんもみんな同じ。
手を振り返すと大変喜んでいただけるのも、またありがたい。

終着駅は新潟県小出駅。4時間40分の乗り鉄ミッションコンプリート。
福島県から新潟県に入ると、情景も運転手も一変し、どうやら会津川口下車が正解であることを思わせる。
ここから田中角栄駅に向かい、新幹線で東京。
会津若松から8時間の旅。アメリカか。

只見川を観ながら、2年前のハドソンを思い出す。
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そっくりじゃないか。
またいつか出掛けてみたいビーコンペンギン
夢に終わりませんように。



チューリップ三谷幸喜氏主宰「東京サンシャインボーイズ」、30年ぶり復活会見で“80年の再充電”発表「今世紀最後」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=7936558

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