《福島5》承前
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《郡山市立美術館》
3度目の郡美。ここの目的はフラナガンのウサギ
これで日本三大ウサギである《群馬県立近代美術館》《宇都宮美術館》そして《郡山市立美術館》パーフェクト達成を果たすことになる
今回の tripenart で驚いたのは、いわき駅にもフラナガンが飛び回っていたこと。
これは奇跡。
建物は東京の粗大ごみを建設して、あっさりとリニューアルされてしまった柳澤孝彦。
熱海MOA美術館を建設して、あっさりとリニューアルされてしまった建築家と同じ人。
柳澤建築の特長であるサンクンガーデンにカフェが佇んでいる
企画展はお休み。常設展ということになるけれど、マスターピースらしきターナーのほとんどの版画物は茅ヶ崎に行っていて不在。
紳士時代にはスタートダッシュでよく通った『奥行美』が、ここでも美しい。
江之浦がそのシンボルだったかもしれない。
『帰去来』『午后』は、安藤重春作品。
マイベストコレクション。
帰去来と聞いて、さだまさしを思い浮かべる還暦世代
たかが常設展に75分。入館料、わずか200円。
もはや、タダみたいなもの
柳澤設計の律義さをあらためて感じる館内デザイン。
奥手の階段を降りていくと
3度目となるのに初めてのご対面。
つまり、これまでは奥行きを愉しむことなく正面から入って正面から出て行った。
トゲトゲのゴームリー。
これだけだって200円の価値はある。野外のウサギにも200円。帰去来に200円。
さらに柳沢孝彦に200円。合計4倍お得。
先生からご教示いただいて初めて気がついたこと。
郡美→諸橋近美→郡山駅への動線
その中で見つけた《はじまりの美術館》
企画展は『物語ることも、物語らないことも、物語れないことも』。
館内に入ると、受付のスタッフさんから丁寧なガイドを受ける。
アール・ブリュット。
映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』の舞台になった美術館。
驚いたことがたくさんある。その中のひとつ。
ハンセン病要領施設のある大島で観た鴻池朋子作品。
ぼくには、まだ東村山の国立ハンセン病資料館に行くべきミッションが残っている。
ワークショップとしても展開されていたジュエリーボックス型の作品。
作家名・渡邊のり子女史。
手先が器用なら1,000円出して、何かを作ったけれど、クロールのバタ足ができなほどの不器用だから。
井上優。1943年生まれ。
彼が作画活動を始めたのは70歳を過ぎたことからだという。
http://a-yamanami.jp/artworks/artists/120/
そして、一期一会の出会い。こんな場所で望外の感動
築140年。木造作りの建屋周りの草むしりをしていた青年。
神奈川県からやってきた鑑賞者が裏手へ回って、ウクライナ作品のすべてを観ていたら、くだんの青年が汗を拭きながらやってきた。
「ぼくの作品なんです」
コミニュケーションを取ることが苦手だったはずの作家さんが、絵筆を執って自分を表現することに成功して自信を持つ。
自分自身の作品に興味を持っている人たちへは、畏れることなく会話を楽しむことができていた。これだから、アートの持つ力は無限大。爽やかな笑顔だったな。
《はじまりの美術館》…ここでさえ、50分の滞館。
終わりよければすべて良し。それどころか徹頭徹尾、すべて良しの tripenart がこうして次の tripenart を迎えることになる。
さて、次はどこへ行こう
■羊の「ドリー」、生みの研究者が死亡 クローン技術で論争巻き起こす
(朝日新聞デジタル - 09月12日 05:08)
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