迎え火をしていたら、外人さん親子が散歩しながらやってきた
これはまずい
まずくはないけれど、迎え火の風習を知らない外人さんだったら、家族総出で放火している日本人に見られてしまう。
近づいてきた外人さんに、積極的に近づいて解説する。

「トラディッショナルな日本の行事で、これでご先祖様を呼び寄せるんですよ

」
英語が通じたのか、通じなかったのか、外人さんのお父さんは作り笑い。
毎年毎年、老母がつぶやいている。

「この辺りじゃ、迎え火するのうちだけになってしまったね」
庭のある家もなくなって、たき火も禁止の条例が、昭和の厳かな営みを失くしていく。

「ご先祖様は3泊4日して、また天空へと戻るために送り火をして送ります

」
なかなか味のある風習じゃないか

徳島流れ
おそらく今年最後の徳島紀行
地元の人からは『8月の阿波踊りに是非』との声をかけていただいたけれど、人混みが苦手でそれほどの食指が動かない。どうせなら、個室であ(略)
これまで辿ることのなかった徳島中心地、流作品巡り。
無料駐車場が豊富な市役所を拠点にして、猛暑構わず流れ巡り。
『ERAIKOTTYA』
本館と南館の正面にある大きな大きな空間空地に、打ち出の小槌がぽつねん。
市役所で一番えらい市長さんに会ってエールを送りたかったけど、彼女はそんな余裕もなく、筆跡鑑定に忙しいらしい。これはえらいこっちゃ。
続いては徳島新聞や四国放送など、徳島県の知見が雑居する新聞放送会館
『ポン太』と『ポン子』。
これは金長たぬきの謂れだろうか。徳島にたぬきあり。
ロビーに入ると、天井からのモニュメントはタイトル知らず、作りて知らず。
阿波踊りをイメージしたのか『ETTOBURI』が、隅っこに控えている。
『ICCHORA』
そして、メインは新町川水際公園。
クソ暑い中、おひとり様でとっても良いもつ鍋を平らげて、1か月後にはアホだらけで満たされる川沿いを歩く。
2009年に誕生したストーンヘンジ。これも流作品のひとつ。
寡聞にして知らなかったけれど、瀬戸内寂聴が文化勲章を受章した記念として、寂聴直々の依頼を受けて建立されたもの。
庵治石で組まれた鳥居をくぐれば「幸せになれる」そうなので、小太りの身体をまん丸に小さく丸めて、くぐってきた。
ちょうど、くぐり終えた時に川辺に流れる遊覧ボートの船頭さんと目が合った。
自然にお互いが手を挙げてあいさつを交わす。良い瞬間だった。なるほど、これが幸せだ。
銘板の横には、一昨年、100歳を前にして逝去された寂聴、その翌年の誕生日に、生誕百年を記念した碑が建てられていた。
イラストは横尾忠則。
某所からの情報を得て、国道を西へ向けて吉野川市
『チケットショップ阿波かもじま』
チケットショップとは、なかなか恥ずかしいネーミング。笹川会長がご存命なら、きっと腰を抜かして背中に背負った母親を転げ落とすに違いない。
舟券を買うのが目的でない場外舟券売り場への初訪。
その理由は隈研吾建築
ひと言でいうなら《役不足》。
間違いなく、隈研吾は設計に全く関わらずスタッフに任せて、最後のチェックだけという典型的な設計事務所作品。
要潤だって、そんな感じで万太郎を利用しようと思ったのだから、古今東西、よくある話。
ただ、この舟券売り場に果たして『隈研吾ブランド』が必要かというと、完全なる役不足。
まるでパチンコ屋のような明るさの中(そもそも、パチンコ屋の駐車場にこの建物が建てられている)、徳島中のモニターを集めたかのような映像空間。そして、平日に仕事もせず、ハイドロに没入するじいさんたち。
誰ひとり、天井のルーパーなど眼中にない。
(つづく)
■下りは11日、上りは13日=お盆の渋滞ピーク―高速道路4社
(時事通信社 - 07月14日 17:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7488646
ログインしてコメントを確認・投稿する