もの凄い騒がしいマクドナルドに来てしまった
右からはラテン系の会話、左からはアジア系の携帯電話。
ついには右前のやくざが、いきなり大声で通話を始めている。
やくざが着ているTシャツには《calvan klain》の堂々とした文字。笑うわけにはいかず、日経新聞を読みながらしかめっ面で耐え忍ぶ。

「アメリカ―ッ

。てめぇ、どこにいやがるんだ、アメリカってなんだ」
どうやらカネを貸したのか、クスリを預けたのか、手下がアメリカに高跳びしたようだ。
笑うわけにはいかず、日経新聞を読みながらしかめっ面で耐え忍ぶ。

「おれ?おれは、いま、マックドだよ。てめぇ、はやく来やがれ」
マックドとは初耳だ
果たしてアメリカに高跳びした手下は、ここ伊勢佐木町の騒がしいマックドにやってくることができるのか。
そんな思いを巡らせていたら、やくざの視線がロックオン
笑顔でカルヴァンクラインのシャツがニセモノであることを告げるべきか、それとも、尻尾を巻いて映画館へ逃げ込むか。
映画館へ逃げこもう

アートレビュー
《須田悦弘「補作と模作の模索」》(倫敦画廊)
ふとしたスキマ時間。
黒パッソを飛ばして(←飛ばない)喧騒とは縁のないプラチナの地・白金へ
いつぞや、新素材研究所をクロネコヤマトとともに訪ねた時は、榊田先生からサインをいただき、アトリエの見学にもあやかった。
今日は同じビルの3階。初めてとなるロンドンギャラリー白金で、須田悦弘作品の鑑賞。
フレンドリーなスタッフがついてくれて、一つ一つの作品にガイドをいただいた。
先生の愛読書『空間感』のご教示に依って知ることができた杉本作品と須田補作
埴輪の馬には大きな意味があるのだけれど、それはまた後刻にしることになる。
新作の須田作品たち。プライスリストを片手に眺めてみたが、2つを残してSOLD OUT
自分が初めて須田作品と対峙した直島『碁会所』から、何年経つだろうか。
すごい芸術家になったものだ。
お軸は杉本博司十八番。等伯の本家取り。
そういえば、ヤクザの《calvan klain》だって「本家取り」と言えば価値がでる。
『雑草』(2023)
雑草を探し出すだけでホッとする須田中毒
分かる人にしか分からない。(←分かる)

「海景のようですね

」

「実は私もそう感じたのですけど、さすがに須田先生には言えませんでした」
と、スタッフさんの感想。
時間にして30分。途中、1人の来客を案内していたけれど、かなりの時間、ガイドについていただいた。
この時点で来廊大正解。
さて、もう1ヶ所。黒パッソを飛ばしていこう。(←飛ばない)
《須田悦弘「補作と模作の模索」》(ギャラリー小柳)
もう、何度となく訪れている銀座小柳。
スタッフさんからは、別のギャラリーにいても声をかけてくれるほどになっている。
そして杉本博司『鹿』

「白金に行ってきましたよ

」

「あっ、その動線が正解です

」
?

「白金には『馬』がありましたよね。ここには『鹿』。この廻り方が正解だと杉本先生が仰ってました」
こちらのギャラリーには先客1人と、後客1人。
プライスリストには、やはりSOLD OUTのシールが9割方付けられている。
スタッフさんと心地よいダイアローグのあとに、須田先生の来廊を尋ねてみた。
すると、「ちょうど来廊されているけど打ち合わせ中」との答え。
ここで川オスの実力発揮。
銀座の雑草に笑顔を与え、実は…と、打ち明け話。
すると、スタッフさん、ミーティングルームから須田先生を連れてきた

「ファンです。先日も先生からサインをいただきましたね」
どうやら、微かに記憶しているらしい。

「雑草を追いかけて札幌まで行ってきましたよ

」
そして、この時の苦労。つまり、誰ひとり雑草の存在に気がつかない来館者に、わざわざ膝まずいて雑草の存在をアピールしていたエピソードを須田先生に語っていた。
ギャラリーが笑いで包まれる。
やっぱり良い時間。
人と人をつなげてくれる。アートは実に深いもの。
■ニョロニョロがウロウロ、ふわふわ動いて…「これ! 私も目の中にいます!」 変にリアルな『飛蚊症キーホルダー』に衝撃
(まいどなニュース - 07月02日 19:20)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=7473162
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