mixiユーザー(id:8666179)

2023年07月01日19:33

256 view

《2023筑肥2》捨てる役人、拾う知識人

サクラ切るバカ、ウメ切らぬバカクリスマス
或る地方では、100年育んだイチョウの神木を排除すると、息まくカイロ大学OGがひとり。大きなバチが当たるんだろうな。やめればいいに手(パー)

三井不動産の描いたニュー外苑プランクリスマス
一番ひどいのは、これまで地下鉄外苑前から5分も掛からなかった秩父宮ラグビー場が、5年後には駅から歩いて10分かかる場所へ移転すること走る人
なので、再開発反対派ぴかぴか(新しい)

《筑肥2》承前
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1985363840&owner_id=8666179
久留米紀行の主目的が《青木繁を訪ねて》走る人
ブリヂストン美術館を起点にした青木繁聖地巡りは、コロナくん襲来期間中に千葉『青木繁記念館』、新橋『有薫酒蔵』、久留米『旧青木繁生家』『久留米市美術館』へと足跡をつけてきた走る人
フォト
久留米在住のプロゴルファーから「順光寺には行かれましたか?」と尋ねられ、首を傾げると「青木繁の墓所がありますよ」と案内を受けた。
フォト
『我が国は 筑紫の国や白日別 母います国 櫨多き国』

フォト
『夭折の天才画家 青木繁』(河村美術館)
切っ掛けを思い出せないでいる。
有薫酒蔵での大将のひと言だったか、それとも小谷家からの推奨か。
もしかしたら、元アーティゾン学芸員の貝塚先生からのレクチャーだったかもしれないし、神奈川県立図書館で読んだ美術館ガイドがウィッシュリスト入りのトリガーだったのかもしれない。
フォト
投宿先の鳥栖から唐津へのロングドライブは、高速経由で60分少々。
予想された雨は運転中のみで、エンジンを止めれば雨が止むことはいつものこと。
神憑りがルーティンになっている。
10時開館の10分前に到着し、私設美術館へと初見参。
貸切鑑賞は、これもまたいつものこと。
フォト
《東洋美術展示室》
入館料500円が意味するように、展示室数は限られていて4室。
美味しいものは最後にとっておくタイプ。
故に、青木繁展示室はラストにして、まずはお軸から。
フォト
誰も邪魔するもののない展示室。まるで、すべての美術品が自分の手に入ったかのような感覚を持ちながら、印象の残る軸や日本画に集中する。
フォト
《常設展示室》
記憶力がかなり薄れているし、記憶ボックスもないので、誰だか忘れたけれど、芸術大学OBの名士たち。
フォト
黒田清輝『朝日』
前田寛治『裸婦』
児島善三郎『田園風景』
小さな小さなタブローだけれど、味のある油彩画たち。
フォト
《ドイツ ビアマグ〜河村コレクション〜》
アルコールを飲むことができないから、徳利・猪口はもとよりビアマグなんてものに興味がない。ドイツの絵付きマグカップを速攻で眺めて、いよいよラストルーム。
そういえば、スタバマグ美術館なんてものがあれば、興味深いコーヒー
フォト
《青木繁展示室》
フォト
初期作品から青木繁コレクターであったオーナーが、私財を投げ打って建立した私設美術館。青木繁を極めるには、マストゴーミュージアム。
フォト
『夕焼けの海』(1910)
キャプションには「絶筆と言われている」とあるが、これは正確ではない。
彼の絶筆は同年に描かれた『朝日』(1910年/佐賀県立小城高等学校黄城会蔵)とされる文献が多い。お陰様でアーティゾンの企画展で『朝日』を鑑賞する僥倖に恵まれている。
河村美術館の所蔵品も貸出することがあるのかをスタッフに問うと、
犬「先日のアーティゾンにも『男半裸体』など3点ほど貸出しましたよ。ただ、亡くなられたオーナーの命で『夕焼けの海』だけは、この美術館から門外不出とされています」
なるほど、貴重な1枚を目にすることができた。

さらなる僥倖がこれ。
フォト
『青木繁原画『海の幸』緞帳修復』
1969年から久留米市民会館設立時から舞台緞帳として親しまれたタペストリー。
市民会館老朽化を理由に2017年の解体が決まると、久留米市ではこの貴重な緞帳の廃棄を決議。どこの地にも、いつの世にも小池百合子が存在する。
これを伝え聞いた青木繁の孫娘が、多くの知人や知見ある人たちを頼って、どうにか面積にして実物の12%だけを切り取って、修復所蔵されたものが、ここ河村美術館にある。
フォト
佐賀大学の面々が5年の時間を費やして修復した形見の緞帳が、この美術館で保管され、一般公開されたのが昨年3月から。
まるで中銀カプセルの再活用を見るかのように、捨てたら無くなること、捨てたら二度と戻らないことを知っている人たちの真剣な活動が実を結ぶ。

きっと、そのニュースを誰かから伺って、おいらのウィッシュリストに《河村美術館》を載せていたのだろう。
今回の訪館にあたり、スタッフさんと堅い約束をして帰ってきた。
もろちん、布良の話も懐かしく語ってくれていた。
唯一の後悔もある。羽田空港での判断ミス。
しかし、これは再訪することができるなら、リカバリーできる話。
とにかく河村美術館のホスピタリティに、最大限の感謝を伝えたい。
(つづく)



■「中銀カプセル」を再活用=米美術館が収蔵、茶室にも―解体後も「新陳代謝」
(時事通信社 - 07月01日 14:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7472049

13 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2023年07月>
日 月 火 水 木 金 土
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     

最近の日記

もっと見る