遅ればせながらの猿之助逮捕の報。
まことに残念至極。
週刊誌報道の上を往くぐらいの傾奇者になればいいのに、どうして親殺しまでに走っていったのか。
しかも『品川心中』じゃあるまいし、己だけ生き残り、生き恥を晒す。
刑務所を終えたら、剃髪しての入僧で、猿之助4代にて留め名となるのだろうか。
『盟三五大切』。
名役者を気取るなら、両親の亡骸を前にして、お茶漬けを喰うのが猿之助の役どころ。
そして、段四郎には白布をかぶせるのではなく、飲みかけのお茶をかけるもの。
これが殺人を犯す歌舞伎役者の大見得というものだ。
そんなこともできないで名跡を継いだのか。あらゆることが残念で仕方がない。
あまりにもヒマすぎて、野見山暁治画伯の追悼を兼ねて福岡空港へと降り立った。
久留米ラーメンの名門《丸星中華そば本店》に初見参。
地元の人に言わせると、

「ここに来れば、久留米に来たミッションの99%は済ませたことになる」というほどにマストスポット。
味はもとより、ラーメン1杯550円は安い

「少し前までは380円だった。そのあと450円になって、いつの間にか550円」
《石橋文化センター》
ほんとうはもう少し南下するはずだったのに、朝方、高速道路の事故渋滞にはまって、急遽ハンドルの向きを変えた。
人生2度目の久留米市美術館。
ブリヂストンの秘書は不在だけれど、この日は全国各地のブリヂストンから社員研修があったようで、名札をぶらさげたブリヂストンがわさわさ美術館へとやってきた。
共に入ればきっと無料だったけれど、そんなことはしない。ブリヂストン社員じゃないし。
すっぽんぽん。チソチソ丸出しでフリスビーを投げようとする変態男子。
梅雨明けも近く、暑くなってきた証左。
『アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで』(久留米市美術館)★2.
府中市美術館でも開催していた巡回もの。
モリスの壁紙は横浜そごうでもたくさん鑑賞しているけれど、あまり入ってこない。
フランク・ロイド・ライトの10文字に奇跡を期待して入館したけれど、ライトは看板のピン。
ニューヨーク州バッファローにあるという邸宅のステンドグラス。
その映像が、最後の展示室に、グリコのおまけのように流されていた。
フランク・ロイド・ダウト。
久留米と言えば、青木繁と坂本繁二郎。
美術館の裏手にいくと、森の中に熊本から移築された坂本繁二郎のアトリエがぽつん。

「またやってきたよ」と、寂しくつぶやいた。
《久留米競輪》
旅打ちでは2002年に足跡をつけている
その時は大砲ラーメンを喰ったのを覚えている。
開設記念のこの日、全財産を神奈川からやってきたS2レーサーに投票したのだけれど、結果は大阪の勝ち。これで、オークスに引き続き、全財産を失った。
来月、また日本を抜け出してしまおうか
《宮ノ陣神社》
残念ながら社務所は閉まっており、記帳場の諏訪神社も電話不通。
御朱印をいただくことができなかったけれど、それはまた来ればいい。
名所『将軍梅』の謂れや、その隣地に皇太子(今上陛下)がお手植えされた松の樹のお話しを、手を止めて話してくれた植木職人さんが優しかった。
ありがとう、こんな破産旅人に対して
(つづく)

市川團十郎「仲間としてともに生きてきましたので、ただただ全てが残念」市川猿之助容疑者逮捕
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