日を変えてアクアラインで連日の房総半島
それまでの雨模様は仕方がないが、この日と、そして3月30日の晴予報だけは天気の神様と約束しておいた
晴れてこその約束の地。昔からある場所。
《千葉3》承前
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1984722775&owner_id=8666179
《KURKKU FIELDS》
この地を知ったのは美術手帖の記事だっただろうか。
この2月に新装オープンしたばかりの図書館があるという情報
さっそくメモをして、予約サイトに入ってみたけれど、土曜・日曜は満席の×マーク。
それならばと、勝手に春休み宣言をして月曜日の木更津に、何ひとつ予習なく飛び乗りでいった
結果的には★5.
直感なのか、それとも常に幸運を引き寄せてしまうのか
コンセプトもなにも知らぬまま、ほぼガラガラの ーそれでも予想に反して− 若干の親子連れがベビーカーを曳きながらやってくる。
ゲート正面、その先には万人でもわかるであろう草間彌生の毒キノコ
ガイドツアーが始まるまでの45分。
まずは屋外アートから攻めていく。
ニューヨークハイラインでも人体の穴という穴から水が噴き出す彫像があったけれど、この緑色の水漏れ人形は日本人作家による。
正面は小便小僧だけれど、背後に廻ると下痢小僧。なかなかのものだ。
一面の芝生。そして、名もなきインスタレーション。
一体、ここはどこなのか。まだまだ何も知らぬままやってきた神奈川県民。
そして。
マドンナにして『小さな Chim↑Pom

』
とっても自然なのでいやらしさは感じなかった。それでも、3回目、4回目となると気がつくもの。KURKKU で弾けていく
マップを頼りに、ここが園内一番の奥地となるのか《ブラック棟》が迎えてくれた。
実は一般人はトイレを借りることしか許されておらず、ゲストルームに入室できるのは許されたもののみとされている。
洗練されたゲストルーム。応接セットの横にはピアノが置かれ、いかにも「いつでも弾けますよ」と、訴えているかのようだ。
さらにはキッチンが控え、磨かれた銀食器が整然と並んでいる。
すでに貸切にされていた。
ルーム内を静かに見回している。すべてを瞬間で観るには、とてももったいないと気がついているからだ。
「マルビ!」或いは「福岡市美術館」。
カプーアというキャプションを確認しただけで湧いてくるその記憶力は、一体どこに保存されているのだろう。
そしてホックニー
クリームとともに記されたウィッシュリストには、ホックニーの展覧会が7月から11月にかけて開催されていることが書かれている。
一体、この僕は、どこに来てしまっているのだろう。
ゲストルームにぽつねんと立ち尽くし、この僥倖をまともに受けることすらできやしない。鳥肌が引かないまま、ついにはライトのライトまで発見した。
どれほどのコレクターがオーナーなのか。
おそらくスマホをクリックしてクルックを検索すれば答えは見つかるはずなのに、そんな安直さを拒絶するほどに、感動が押し寄せてくる。
ネットサーフィンよりも実物を追いかけて、身体ふるわせて涙さえ流す。
こんな至福の時。
スタッフルームからおねえさんが現われた。そろそろ答えを見つけようか。
(つづく)

「タローマン」のべらぼうなポーズをフィギュア化 愛と芸術の巨人がカプセルトイで登場
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