1970年の万博の残り香は、半世紀を経ても岡本太郎、丹下健三、槇文彦らの名作を残して関東の建物好きを招いてくれる。
来たる2025年。藤本壮介はどんなタクト捌きで若手建築家の将来を彩っていくのだろうか。
映画『東京2020オリンピック』で経歴に黒味噌をつけてしまった河�鹹照�の暗澹は、なおも続いているが、2025年には果たしてどのような結果が待っているのやら。

アートレビュー
3月東京の風物詩。
2005年、83の出展者からスタートした ART FAIR TOKYO は、東京国際映画祭がどんどんと商業化して落ちぶれていく中、まるで反面教師のように銀座の老舗画廊が真摯に音頭を取り続け、アジアでのアート市場確立に一役買っている。
今年の出展者は昨年よりやや減って144ブース。それでも、立派なアートフェアに成長した。
自分にとってはようやく昨年から参加した新参者。
しかも、2年連続してフリーチケットが手元に届く。
昨年の入場料4,000円から25%値上げされて、今年の当日券は5,000円。
これで無料はありがたい
アートファンにとってのディズニーランド。
VIPではないので一般公開初日11時。
およそ50人程度の行列は、昨年よりも少なめ。
いくつかの扉に再整列するのだけれど、これは昨年同様「あとから来たのに一番前」に並ぶこととなる。
待つこと2分。ドアが開放され、高尚な趣味人たちが、誰一人走り出すことなく譲り合いの精神で入館する。府中競馬場の人たちに教えてあげたい。(←あげない)
「渋谷Bunkamuraで出会っている」とか「KAMU金沢で観てきたばかり」とか、記憶の宝石箱を探りながら、お目当てのギャラリーを練り歩く
まるで東博に来てしまったかのような木彫ブース《夢工房》
研ぎたての楠は「ニスを塗ったら、京都の国宝級の寺院に納める」貴重品。
(上)三井楓人。
(下)細川真希。特に『10分後、ヴィーナス再誕生』が売れに売れていた。
《Bohemian's Guid》の会長が、ぼくに弱音を吐いてくれた。

「茅布が手に負えない

」
アバンギャルドな作風が囃されたのは、コロナタイムだけ咲き誇るユウガオのような逡巡。
ステージパパさんの登場が懸案だったけど、どうやら早くして目覚め、枯れ果てたのか。
自分に課した制限時間は2時間。ゆったり見ていれば4時間は滞在できる制限時間なしのアートフルワールド。
買うつもりもないのにプライスを尋ねてみるのも、また楽しからずや。(←楽しい)
お気に入りのひとつ、マテウス・ドロジンスキー
《ZEAL HOUSE》は鎌倉佐助にある予約制ギャラリー。
いつか、買うつもりで行ってみるか
同じブースで見つけたジョナス・ウッドは、4点セットで1200万円也
MAKIだけではなく、このギャラリーの所蔵も業界では著名らしい。
股間をくすぐる妖しいパープルたちに、思わずシャッターを切る
この感覚にセクシャリティは無用。女子たちだってスマホを向けていたからね
安定の日動画廊はファインアート。
昨年はまるで回顧展のように鴨居玲が並べられていたけれど、今年はアンサンブル。
いつもながら王者の風格。
弓手研平
チケットをいただいたギャラリーのひとつ《みぞえ画廊》。
作家さんも駆けつけて、よもやま話。昨年より売れ行きが今ふたつ。
「もっと値付けを高くしないとダメよ

」なんて、ファンからの説教も飛んでいたけれど、捌く予定もないから心配ない
山本雄教。
銀座に行けば立ち寄りする《至峰堂画廊》。こちらからもチケットのプレゼントを頂いている。
いつものギャラリストさんが、ブルーシートに描かれた北斎を解説する。

「今日はコインじゃないんですね

」
この会話で大丈夫。
これにて、ようやく1時間。
アートファンによっては、まさに桃源郷。
ラビリンスのようなホールには、どんどんと客が訪れて、さらなる賑わいを見せている。
(つづく)

『大阪・関西万博』催事企画コンセプトを発表 小橋賢児プロデューサーが登壇「身が引き締まる思い」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=7336116
ログインしてコメントを確認・投稿する