「幸せに必要なもの」…答えは相田みつをが言っているように『しあわせは いつも自分のこころがきめる』
誰に何を言われようと、或いはそれが大多数の常識であったとしても、自分の物差しで生きていく。
重要なのは『鈍感力』と『馬耳東風』。
刺々しく敏感力に生きることなど、不幸でしかない。
立川談志からいただいた人生訓も自らの生き方にぴったりだった。
『人生は私物化するもの也。ただし、他人に喜ばれて』。
この箴言で一番大事なのは『他人に喜ばれる』存在であること。談志師匠から直接、この色紙を手渡された25年前から、恥じることなく実践しての今がある。故に幸せ。

アートレビュー
《横須賀美術館》
《神奈川県立近代美術館・葉山》
東京湾岸と相模湾岸に聳える美しき美術館。
美術館とは収蔵品のみならず、景観も含めてこその存在価値。
《走水神社》
開館時間にゆとりあり、鼻水が止まらない人への健康祈願を込めての走水神社。
神仏への厳かな祈りもまた、幸せの近道。
『生誕120年 猪熊弦一郎展』(横須賀美術館)
親しい画廊主任から送っていただいた招待券。
展示品の多くは丸亀にある猪熊美術館所蔵品であるが、キュレーターの力量は高い。
土曜日の午前、そして快晴。
それなりの観客を集めてはいたものの、晩年の抽象画にはかなり速足で去っていく鑑賞者が多く、客だまりもなく快適な鑑賞環境。
マイベストキュレーション。
須賀美所蔵の『三人の娘』と、猫が眠るイームズチェアを現実に置いた。
MOMAで観たマティスを思い出す。
『麦わら帽の子』(前田寛治)
地下の所蔵展は、毎度のように空いている。
どうして快晴の土曜日にやってくる人々は、企画展だけを眺めて帰っていってしまうのか。いろいろな意味でもったいない。
屋上に出てみたものの、仲良しのカップルが東京湾をバックに自撮りしている風景が視野に入り、寂しさだけが募っていく。
90分ほどの滞館時間。ミュージアムレストランは、美術館へ行く人たちよりも多くの行列を作っていた。これは須賀美、いつもの風景。
黒マーチでおよそ30分。半島を突き抜けて相模湾へとたどり着く。
約束の時間までを屋外展示の巡回。
ジャコメッティのようなゴームリーは、葉山マイベスト。
ゴームリーは今だ健在で、日本のどこかでパーマネント作品を作っているとか、いないとか。どこだか忘れた。
『コレクション展 内藤礼-すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している 2022』(神奈川県立近代美術館葉山)
キュレーターのマスタベーションがプンプン匂う、長ったらしいタイトル。
内藤礼がそのように指示をしたのかもしれない。
わずか1つだけの展示室に、内藤礼のインスタレーション作品が8つ。
神奈川県を代表する美しい美術館に一人でもやってきたのは、学芸員の1時間講演があったから。
内藤礼のほぼすべてを知る学芸員さんから伺った内容は、これからの鑑賞にとても役に立つ。およそ10人程度の参加者だったけれど、質問挙手をした4人(含むおいら)は、それぞれが上質な内藤礼ファンであることを理解した。

「内藤さんの個展に行く際は、白い上下を着ていくという都市伝説があるのですが、これは周知のことでしょうか?」

「初めて伺いました」
なんじゃい、ほんとに都市伝説か。
『マン・レイと女性たち展』
企画展は内藤礼よりも人気が高いマン・レイ。
須賀美の猪熊よりも客数が多かった。
タイトルが示すように、かなりの女性遍歴を持つマン・レイ。
モテるのだから仕方がない。ピカソだって、クリムトだって、みんなスケベなんだ。
彼女(宮脇愛子)が滞仏時代に「アジアのモナ・リザ」と褒めちぎって仲良しだったマン・レイ。このポートレートが気に入って、マッチ箱まで作っている。
そんなマン・レイに親しくされた宮脇愛子作品は、茶筅をひっくり返したような『うつろい』とともに、このガラスシリーズもまた美しい。
『葉山・黄昏』(川崎オスカー)

「幸せに必要なもの」ランキング 3位「自由な時間」、2位「健康」、1位は?
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=7174048
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