このシーンを見て、どう感じるか。
自身の琴線への触れようが《アート》或いは《現代アート》への感性の尺度となる。
どのくらい巡ってきただろうか。
国内で400館、海外で50館程度。
創造する力は全くないから、そのぐらいの美術館を廻って多くの想像を巡らせてきた。
これまでワールドベストだった《クレラー・ミュラー》の感動を(もしかしたら)超えた。いや、比べるものではないけれど。
《USA13》Continuing.
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1983288110&owner_id=8666179
『チップを飲み込むPEPSI

』(SAVOY)
1ドル札を入れてREJECTをすると、返却口にはクォーターが3枚
アメリカでは人のみならず、機械でさえも引き算が苦手。

《Dia:Beacon》★10000.
ニューヨークのガイドブックにはひっそりと「現代アートの聖地」と記され、グランドセントラルから90分の鉄道で向かうワンストップの美術館とある。
方や、アート専門誌を覗いてみると、その迫力が圧倒的に違う。
『人生で一度は行くべき奇跡の美術館』
さて、ニューヨーク行きを決めた時点では迷っていたビーコン行き。
これが、コレクターやアーチスト、そしてアーキティクトからの生のコメントを聴くにつけ《落水荘》とともに、かなり楽しみになっていた。
7月にJonas Woodを鑑賞しに出掛けた時。ギャラリストでコレクターでもあるMAKI氏に聞いてみた。

「牧さんにとって、Best of Best の美術館は?」

「Dia BeaconとKunstmuseum Baselかな。特にぼくの夢は Dia Beacon のような美術館を作ることなんです

」
凄いなぁ。
そして、8月。坂茂氏と大岩オスカール氏からもまた。

「Dia Beacon も行くのですか。あそこはいいよ。何がいいかって、上手く言えないけどね」

「圧倒されますよね」と、続けてオスカール氏。
「Grand Central Terminalでミュージアム入場券のついたセット券を求めよ」と、地球の歩き方。残念なことにグランドセントラルのチケット売り場では日本語も通じず、ラウンドトリップのチケットを求めるのがようやくだった。
当初予定されていた30番ホームでは、発車時間10分ほどまえに駅員がやってきて、「ここにはビーコン行きはこないぜ」とニヤリ。
海外では頻繁だけど、突然のプラットホーム変更。慌てて41番ホームへと駆けつけて、坂先生の推奨した《左側》に席を取る。
文字には著わせられないハドソンリバーの河岸。

「美術館はもとより、ニューヨークからの車窓が世界一」と、坂先生が胸を張っていたものだ。
途中、線状降水帯(仮)にかかってしまったようなゲリラ豪雨が列車に打ち付けていたが、神様(←おいら)の訪ビとあってビーコン駅に着くころには雨もやみ、遠路遥々日本からの観光客を、優しく迎え入れてくれた。
しかし、これも束の間の幸せか。
駅から美術館へ10分間の参道を歩き出すと、ポツポツと暖かい雨が降ってくる
もろちん、傘なんて持っていない。そもそも、傘の差し方自体、知らないのだから。
同じ方向へ向かう外国人(当社比)たちは、しっかりとロングアンブレラを持って、雨から避けて目的地を目指している。
あと300m。
ドバー―――――――ッと、バケツどころかダムをひっくり返したかのような雨が降ってきた。ポジティブな日本人でも、これは笑えない。
オークツリーの木を見つけて雨宿りをしてみたけれど、木枝は豪雨を防ぐには細すぎた
車道の向こうに、もう少し密になった林が見えた。
左右確認、いや、アメリカなので右左と車道を確認し、12メートル道路を突き抜けてその林に駆け込んだ。
俺って、頭がいい。…いや、ちっとも傘の役目は担っていない。
雨はそのまま木枝を突き抜けて、おいらの脳天に降り注ぐ。
笑うしかない。雨も滴るイイ男。美女濡れ。そんなワードが浮かんでいた。
駐車場に向かうクルマが数台、通り掛かったけれど、ずぶ濡れの日本人に声を掛ける外国人(当社比)は皆無。そりゃそうだ。クルマのシートが水浸しになるのだから。
あきらめて、残り300mを走り継ぎ、ようやくDia Beaconのゲートへたどり着く。
《やってきた》という感動よりも、身体を拭きたいという防衛本能。
英語を話せないおいらが、窓口で「お土産屋さんでタオルは売ってませんか

」と、流暢に話せたのも奇跡というよりも、本能の為せる技。
残念ながらスーベニアショップにはへんてこな傘しか売っていなかったので、すぐさまRest Roomに駆け込んで、大量のペーパータオルを身体に巻きつけて《ガンダム状態》での鑑賞がスタートした
この日に経験した《Soaked Beacon》のお陰で、天気予報に対する用心深さを得た。
それからの旅には、天気予報をチェックして、これまで持つことのなかった携帯傘さえも持つようになった。世界一の不器用だから、開いても仕舞うことはできないけど。
こうして、おいらは日々成長する
濡れた身体をゆっくりと拭いて、もう大丈夫だね。
さぁ、現代アートのホーリーグラウンドへと足を踏み入れよう
ここでの4時間半+移動時間3時間は《落水荘》の経験とともに、生涯忘れない。
(to be con...)
■これが木...だと? どう見ても透明な「木彫りの氷」に脳がバグる
(Jタウンネット - 09月18日 20:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=241&from=diary&id=7116053
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