(写真はコラボメニュー、麦わら帽子のイチゴフロート)
京都でやってる鈴木敏夫とジブリ展を見てきた。名物プロデューサ鈴木敏夫の半生の記録。それなりに面白かった。
去年の暮れに、アニメージュとジブリ展というイベントがあった。鈴木敏夫は元アニメージュ編集長だったので、今回のイベントと一部被っているところもあるが、わりと印象は違う。
アニメージュとジブリ展では、アニメージュという一アニメ誌を切り口にして、日本のアニメオタク史を浮かび上がらせるような内容となっていた。その点で、庵野秀明展が庵野という一個人を切り口にして、日本のアニメオタク史を辿る内容になっているのと似ている。
この鈴木敏夫とジブリ展は、展示の序盤から鈴木敏夫個人の生い立ちを辿っていて、その点では富野由悠季の世界の序盤に近い、個人に焦点を当てた展示内容だ。もっとも、富野は演出家、鈴木はプロデューサという大きな違いがある。鈴木が言うところのプロデューサ=雑用係という仕事ぶりには、企画の立ち上げや宣伝活動など、クリエイティブと言っていいところもかなりあると思われるが、基本的には裏方だ。
裏方ではあるが、やはり鈴木は重要人物だ。宮崎駿と高畑勲をサポートというメインの仕事だけでなく、鈴木がハブとなって、押井守や庵野秀明や、その他大勢の大物クリエイターとつながっている。この展示では触れていなかったが、庵野秀明主催の特撮博物館の実現に鈴木敏夫の助言があったことをもってしても、特撮オタクは鈴木敏夫に頭を上げられないと思う。
また、平成ガメラを製作した徳間康快(レギオン襲来に官房長官役としても出演)も、鈴木とジブリにもつながり深い人物で、この人に触れる展示がちょっとでもあったことが、特撮オタク的にうれしかった。
ということで、オタク的に注目すべき面白い内容の展示イベントだったが、あまり一般向けじゃないような気がした。にもかかわらず、会場にはジブリ目当てと思われる親子連れなども見かけられ、かなり混雑していた。もしかしたらハードコアアニメオタク親子連れだったかもしれない。
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