
「おとう(←おいら)、東海道を歩くわよ

」
ワイフさんからの指令によって阪急交通社肝いり企画『東海道五十三次を歩く旅!』の説明会に参加したのが4月初旬。

「寺社へ行かれても個人行動は制限されますので御朱印はもらえません

」という団体行動ルールを聞いて、イヤな感じをイメージしたけど、ワイフさんの命令とあれば仕方がない。何ごとも経験しておこう。
東京駅日本橋口に集合して、東海道完歩を目標に《東海道五十三次押印帳》をいただいた。日本橋から京四条大橋までの55ヶ所、五十三次。これを3シーズン25回に分けて細切れに旅をする。タクシーやハイヤーは使用不可。とにかく歩く。但しスタート地点までは電車や新幹線など文明の利器を利用しても構わない
《常盤橋公園》
日本橋のスタート地点に行く前に、まずは日本の発展に最大限尽力していただいた吉沢亮の銅像に最敬礼。あまり似ていない。
常盤橋公園から日本銀行を左手に見て、一行はスタート地点へと向かっていく。
ツアーは1グループ25名。ツアコンによると「おかげさまで今日は定員2倍に達して、2回にわけて実施しています」とクソコロナ明けの晴れやかな笑顔。
麒麟の翼にたどり着き、道路元標を確認。
25人が右手を上げて「よし、いくぞう」と、五十三次パーフェクトを誓ったかどうかは定かではない。(←誓っていない)
但し、北側から見上げた《日本橋》の銘板揮毫をされたのは徳川慶喜であることは定かである。
榮太樓の脇にある赤石は、新潟から採石した貴重品。これが、榮太樓の飴の原料。ウソ。
行列の先頭に齢70歳代のガイドさん。彼がマスクの中に隠したインカムで様々なうんちくを語り、それをイヤホン掛けの参加者が聴きながら1号線を練り歩く。
銀座通りを少し寄り道して金春通り。
夕刻の金春湯には、お仕事を控えた銀座のホステスさんがやってくると聞いていたが、残念ながら時はまだ午前中。金春湯のシャッターは閉じられていた。
八重洲の平和の鐘。
ガイドさんから告げられる歴史的な知識は、無知の集合体である自分にとってとても役に立った。参加した甲斐は、間違いなくある。
今回ツアー、唯一の神社は歌舞伎・め組のケンカの舞台《芝大神宮》。
御朱印をいただいてはいけないルールは説明会の時のこと。
ツアコンさんから「御朱印集印されている方は、お時間ありますのでどうぞ」みたいな。
御朱印帳を持参しなかったお陰で、本日限定の書き置き御朱印を拝受。
オマケにご当地ショウガ飴(1つ)と道中安寧の御守りまでいただいた。
相変わらずツイている
増上寺。
残念ながら本殿は蘭奢待の式事で拝殿はできなかったが、境内にある幾つものスポットにガイドがついて、これもまた勉強になった。
その中のエピソードのひとつ。
「田中角栄がいなければ東京タワーはこれほどまでに高くは建たなかった」
100へぇ。
居酒屋に団体客を押し込んでランチタイム。
予想よりも美味しい魚料理が提供されたので、これも合格。
ここまでで17,000歩
《高輪大木戸跡》
国道1号線を黒マーチで通ると信号の標識にこの名を見掛けたことは数あったが、訪ねるのは初めてのこと。
要は箱根の関所、江戸城版。
こんな関所のような場所が、江戸各地にあったんだとか。
《元和キリシタン遺跡》
これも全く知らなかった。コースにはなかったが、ガイドさんの気配りで寄り道してくれた。
高輪教会で学習したばかりの元和大殉教。その記念碑がこんな場所にあったとは。
《泉岳寺》
立像は大石内蔵助。
最近、歌舞伎から離れてしまっているが、そろそろ歌舞伎鑑賞も再開したくなる。
ところで、過去に泉岳寺参拝した時には不要だった四十七士の墓碑詣りが「寺も経済的に厳しい」(ガイドさん曰く)ために300円の線香代を取るようになったとか。
見ず知らずの墓参りにカネは使わない
一行はJR品川駅前を通過して、八ツ山橋から北品川。
東海道五十三次の一、品川宿へ到着する。
歩行ルート10�劼亡鵑蠧擦魎泙鵑�17�厖召蝓�ドア to ドア で27,000歩がこの日の完成形。
次なる参加を促すための記念シールを2枚(日本橋、品川)を押印帳へと貼付する。
参加費は1回目は5,000円程度だけど、次回から少しづつプライスが上がっていくディアゴスティーニ方式。
京都の回は2泊3日を余儀なくされて3万円とかになるそうだ。
メリットは、かなりニッチな歴史的知識を知ることができる点。
休憩時間にツアコンさんとの旅行談義。これも役に立った。
デメリットはガイドさんから10mも離れるとイヤホンの効きが悪くなること、団体行動ゆえ休憩時間という無駄があること、そして何よりも沿道に名建築がありながら完全スルーされること。
ガイドさんが江戸歴史オタクにつき、これは仕方がない。
さて、次回6月は品川〜横浜まで。
4月の説明会のあと、ワイフさんは更なる一念発起で四国巡礼の発願を宣言し17%の奉拝を済ませている。

「次も参加するの?」

「箱根までは登ろうかと思ってる

」
おいらについては、今回で御役御免。ディアゴスティーニは続かない

「おとう(←おいら)のほうが、ガイド上手いんじゃないの?」
誉め言葉として受け取っておこう
■東京都心で今シーズン一番の暑さ 九州や四国で真夏日 あす29日は猛暑日の所も
(日本気象協会 - 05月28日 13:19)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=174&from=diary&id=6974135
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