銀座、原宿、六本木。
あてもなく歩いていれば、そこら中にギャラリーが門戸を開き、アート好きを歓待してくれる
お金はあってもタダが好き
例えばGOLDは日々最高値を更新し、いよいよグラム8,888円が見えてきた。銀座1丁目の田中さんに売りつけに行くか

(←行かない)
『万物資生 中村裕太は、資生堂と を調合する』(資生堂ギャラリー)
静岡掛川が本店とするなら、こちらは支店。
銀座5丁目あたりの赤いビル。階上は常に有閑マダムたちで満席のフルーツパーラーも、地下に降りれば一風変わった展覧会が鑑賞できる。もろちん、無料
『製薬調剤舗・資生堂』がSHISEIDOの原点。
資生堂と銀座の歴史をたどりながら、アーチスト・中村裕太は展覧会のタイトルの空白を、誰かとの調合(コラボレーション)で埋めていく。
香油・花つばきが資生堂成長の看板商品だったようだ。
先日PCR検査でひねり出したおいらの鼻唾(鼻水とつばき)は、いまだに製品化されていない。
昭和の建築学者・今和次郎(1888-1973)の銀ブラ日記が楽しい。
彼の書いた『新版・大東京案内』をベースに、中村裕太が令和のアレンジを施していく。
たまに岸田劉生やブルーノ・タウトの作品も置かれていさえする。
最終章には赤瀬川原平『ハグ2』
5月末まで公開中なのだから、銀座に行くたびに寄ってみよう。
『ポーラミュージアム アネックス展2022』(ポーラミュージアムアネックス)
箱根が本店だとするなら、こちらは支店。
銀座1丁目には昔、場外馬券売り場があった。
そんな田中さんのビルを横目に見て、ポーラのビルを脇から3階へ上がると、ほぼ女子しかいないワンフロアの無料ミュージアム。
無料だけでも嬉しいのに、男子禁制に近いポーラビルというのが、二重に嬉しい。
(菅野創)
前期3名、後期3名の作品を入替展示。
後期、寺嶋孝佳、北條知子、菅野創という聞きなれない作家さんたちの作品が、ワンフロアのギャラリーに並んでいる。
(寺嶋孝佳)
(北條知子)
そして、北條知子作品の象徴的な名作(川オス評)
ビートルズを解散に追い込んだ悪女、ヨーコ・オノ
レノンとのカップリング当時の女性週刊誌ゴシップ記事がスクラップされたパネル2枚。
ゴシップといっても、右側にはヨーコ憎し、左側のパネルにはヨーコ麗しと公平感を取りながら。
右側パネルの辛辣な記事には虫唾が走るが、今もなお同様のことを海の王子に向けて行っている女性自身や女性セブン。こうやって四半世紀も売れ続けるのは、買う人たちがいるからのこと。こんな雑誌を求める誰もがみな醜いジェラシスト。
場所をルーザーズたちの集う吉祥寺へ移してみる。
『いちのせかぶとの絵の個展』(アートギャラリー絵の具箱)
久しぶりにいちのせかぶと。
https://iloiloilo.official.ec/
小さなギャラリーに作業机をおいて、モデルを座らせてシングルレコード(←死語)程度の小さな円盤カンバスにアクリル画を描いている
かぶとくんに尋ねてみると、

「開館中に1日3回、似顔絵を描いてほしいという人を募って有料で描いて差し上げてます」。料金は1枚6,000円也。1枚物の肖像画になるので、プライスとしては適当なイメージ。
この時のモデルさんはベレー帽をかぶった女子さんで、かぶとくんとの会話を楽しみながら書いてもらっていた。

「いい宝物になりますね

」

「誰やねん、おっさん」(←うそ)
クソコロナで展覧会が思うように開けず、やむに已まれずHPで通信販売を行っていたところ、これが思いのほか盛況となり、海外からも作品のオーダーが来ているらしい。

「小さい作品が多くなってきたね

」

「配送が多くなったので、手ごろなサイズがいいんです」
画家・いちのせかぶとが生きていく手段として、そんな方針変更が正解だったようだ。
ひと頃よりも顔艶もよく、デビュー当時の笑顔が戻ってきた。
今展覧会のマイベスト『おさんぽびより』
作品にも温かさと柔らかさが備わっている。
そして、これを1枚、お買い上げ
https://twitter.com/rocknoil
■作りおきが合わなくたっていい。ヘトヘトだった30、40代を経てわかった、自分らしい暮らし方のヒント
(クックパッドニュース - 04月16日 20:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=195&from=diary&id=6925506
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