日本アカデミー賞(笑)
振り返れば、吉永小百合と山田洋次、そして大手プロダクションだけのための賞レースで『レコード大賞映画版』と揶揄されて久しい。
商業ベースが主体にあるため、キネマ旬報やヨコハマ映画祭のような本質的な映画作品賞を目指すのは、そもそも路線が違うが、せめて受賞者が「獲って嬉しい」映画賞になればいいのに。(←無理)
さて、本家のアカデミー賞だって似たようなものだった。紆余曲折は未だに続き、賞そのものの価値さえ危ぶまれているけれど『ドライブ・マイ・カー』が1つでも受賞するなら、日本人としてとっても嬉しいこと。
作品賞は『ベルファスト』、国際映画賞が『ブータン山の教室』が有力で、ガッカリの3月28日になるのだろうが、アカデミー会員たちに1万ビットコインづつ贈っておいたので、きっとなんとかなる。という、夢を見た。

映画レビュー
042『MEMORIA メモリア』★4.
静謐という便利なワード。
鑑賞後の評価は★3+二度と観ない。
ところが、このような特異な作品のルーティンなのか、しばらく経ってからジワジワやってくる充実感が★を1つ引き上げた。
仮死状態の瞳半開きおじさんやぷよぷよの旅立ち。悪くはない(←いい)
但し、絶対に他人には薦めない。不眠症の人を除いては。
気になって『ブンミおじさん』のマイ評価を探ってみた。
日本公開2011年の鑑賞記録に記載がなく、完全睡眠のため”観ていない”ことにしてしまったのか。ふと、思い当って2010年のリストを探したら11月の『東京フィルメックス』ワールドプレミア作品だった。さすが、市山ディレクター。
『ブンミおじさんの森』★4.…なるほど、アピチャッポンはこのぐらいが丁度いい。
賞レース的にはカンヌやアカデミーにおいて『ドライブ・マイ・カー』のライバルとして末席を占めていたが、あっさりと敗北。
そりゃそうだ。さすがに、それは評価しすぎだろ。
039『ファーゴ』★6.
自分にとって映画鑑賞沈黙の30代。自称・スーパービジネスマン時代。
つまり、1990年代序盤の映画をちっとも観ていない。
この足らず目をようやく《午前十時》で穴埋めしているのだけれど、この『ファーゴ』もその1本。あらゆるブラックコメディには〈この作品は『ファーゴ』をインスパイアしている〉なんて解説してあるけど、その根本を知らなかった。ごめんなさい、園子温、その他大勢。
見事である。もう一度、観たい。
これが true story であるなら、この事件の太宗は誰が伝聞したというのだろう。
それほど、ほとんどの人が死ぬ。
臨月のマージ署長がまじカッコいい。
こんな名作を知らなかった自分を恥じたい。(←恥じない)
040『ゴヤの名画と優しい泥棒』★4.
薄っぺらい。
作品として悪くはないが『ファーゴ』と同じ日に鑑賞したのがいけなかった。
これこそ true story ゆえ、大胆な脚色もできなかったのかな。
このような本来であれば大事件であるはずの名画盗難+イギリスの恥部的BBCの真実を、これまで映画化していないことからも、印象の薄い事件であったことを物語っていた。
エンドロール曰く《2000年にBBCは年金受給者の一部を対象に受信料無料を実施した》
…事件があったのは1961年のこと。
つまり、ゴヤ盗難は、BBC問題に大した影響を与えなかった証左。この事実もまた薄い。
心配なのはこの映画をN国に立花某が観てしまって、模倣犯罪に手を染めること。
彼の姿を東博で見かけたら要注意

日本アカデミー賞最優秀作品賞は「ドライブ・マイ・カー」最多8冠に輝く
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=6882613
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