年の瀬に近くなったころ、横浜から横須賀線に乗って帰宅を急いでいると、懐かしい友人からLINEが届く。

「表参道、7時にこれる?」
忙しい合間を縫って誘ってくれるのだから、行かないわけがない。(←行く)
『D-29』
これは略称らしく、店名を探すなら『Disign the MEAT』が正しいようだ
寺門ジモン御用達。さらに言えば、彼が監督した映画作品『フード・ラック!食運』の舞台にもなったらしい。観てはいないけど。
招かれたVIPカウンターでオーナーが直々にホルモンやフィレを焼いて、おいらの皿に載せてくれる。
美味い
カウンターでワインをくゆらせる懐かしい友人から消えていた、40年前の垢ぬけた笑顔。ご馳走になった僕からの御礼は、心の栄養のご提供。
果たして、そんな栄養士になれるだろうか。或いは、そんなもの、必要なのだろうか。
南青山5丁目の高級焼肉店へ向かう25日ほど前。
楽しさ溢れる気持ちで訪れていた南青山6丁目。
《ラ・コレッツィオーネ》安藤忠雄作品。
スポーツジムが不自然なテナント。仙川の安藤ストリートを思い出す。
《Badou-R 本店(45R)》杉本博司作品。
知る人ぞ知る(←知らなかった)ブランドショップ。

「買いませんよ

杉本設計を見に来ただけです」と、図々しい神奈川県民に対しても、見事なまでに丁寧に店内をガイドしてくれるハウスマヌカン(死語)。

「オーナーの自宅も杉本さんの設計なんですよ」と、ニッチなネタも提供してくれた。いつもいつも、こんな対応をしてもらっているのだからありがたい
川崎市民の誇り。
《岡本太郎記念館》
まずはベランダから顔を出すフチ子な太陽の塔へご挨拶。これで、何度目になるだろう。
さらに無料鑑賞空間を彷徨い、約束通り入館料を支払って企画展へと突入する。
『今がすべてだ!-続・柿沼康二の挑戦状-』
トランスワーカー柿沼康二がTARO空間にバクハツ的な表現を試みる。
墨と筆、さらにはマスキングテープ。
ただでさえバクハツしているTARO作品が、さらに大バクハツを加えていた。
岡本太郎の大作『明日の神話』が、渋谷駅コンコースに堂々と展示されている。
長さ30メートル、高さ5.5メートル。
京王線で下北沢に向かうとき、必ずこの作品を眺め、そしてこの逸話を思い出す。
或る時、アバンギャルドアート集団のチンポム(Chim↑Pom)が、この『明日の神話』にいたずら書き(付け足し)を加えてしまう。いささかやりすぎである。
しかし、この事件を知った岡本太郎の遺族からは、
「太郎が生きていたら、笑って許している。自分自身がそんな作家なのだから」と、何一つ罪を問わなかった。
奇作を次々と生み出したアトリエ。
岡本太郎については、我が街・川崎に唯一誇れる美術館がある。
なので、南青山の記念館より、おいらは川崎の美術館が好き
太陽の塔も柿沼康二の手によって、テープを貼られアジテーションが添えられた。
この際、本物の太陽の塔に逢いたくなってきた。逢いに行ってみるか
■東京都、飲食店の人数制限「4人以内」に 接種証明アプリ活用を奨励
(朝日新聞デジタル - 01月07日 18:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6805394
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