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2021年10月15日20:38

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《2021岡山5》白い鳥居

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レンタカー屋から電話が来た。
猫「明日、お貸出し予定のクルマはコンパクトカーでの予約ですが、こちらの都合でレクサスクラスになるかも知れません。料金はそのままで構いませんので差支えないでしょうか?」
運転が苦手なわけではないが、高級車は性に合わない。
蟹座「いや、それはNGです手(パー)コンパクトカーがなければ傷ついた軽でも構いません指でOK」
レンタカー屋のおねえちゃんの笑いを取ったが、決して笑いを取るために言ったのではなく本気モード。できるだけ小さいクルマの方がいい。
狭い日本。好きな場所へ入り込むことができるのだから車(セダン)

ここでふと、自分のセリフに気が付いた。
《傷ついた軽》…傷ついた圭。
湘南の王子が勉学に励んでICUに入り、宮家の娘と恋に落ちた。
国際弁護士を目指し、単身ニューヨークに渡り、世間知らずであろう彼女と共に異国の地で暮らす。
たとえ母親がどうであろうと、いわんや、こんな母親を持っていても、ここまでの実績ある若者を、どうして簡単に傷をつけるのか。不思議である。
女性週刊誌に惑わされた一般人たちのジェラシーがみっともない。
そもそもカネを貸したという元婚約者とやら。
他人にカネを貸すときは「あげたものと思え」が大原則。ビジネスではあるまいし。

《岡山5》承前
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1980595399&owner_id=8666179
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新見市《済度寺》千本鳥居。
美しい白の鳥居は、千本にあらず76本ぐらい。
今年5月に完成したばかりで、インスタ蠅たちもこの存在にまだ気が付いていない。
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寺社門をくぐると、先にいたライダー3人衆から声を掛けられた。
ブタ「なんて読むんですか?」
げっ、予習をしていなかった。どうせ、一期一会。適当に答えよう。
蟹座「さいど…じ、ではないでしょうか」
正解は《さいどうじ》。《う》が抜けていたが、《ど》を少し伸ばして答えたので、間違いではなかろう。(←間違い)
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ところで、この寺に行きつくまでの道行きが難所だった。
新見美術館から国道180号線。やがて法曽を目指す山道に入ると、対向車が来たらどうすりゃいいんだの道幅3メートルのダート道。
コンパクトカーを借りていて良かったと安堵する。
それでも、駐車場には2台の乗用車が留まり、真っ白の鳥居に白桃エンブレムのコンビネーションにスマホを向けていた。

インスタ蠅な稲荷鳥居シリーズは、これで京都・伏見稲荷、山口・元乃隅稲成、そして岡山・済度寺をクリア。残すは青森・高山稲荷。さて、いつ行こう。

フライトまで残り2時間30分。
済度寺の山道を登っている時に、やたらと道標が建てられていた微妙な美術館のネーム。
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《猪風来美術館》
そもそも読めない。廃校小学校を美術館に衣替え。
誰かに呼ばれたかのように、美術館への脇道を登っていく。せっかくなので入ってみよう。
校庭を歩いていたら、後ろからおばさんがやってきて、おいらを追い越して受付に座る。
蟹座「初めてきたもので。美術館、なんて読むんですか?」済度寺のライダーになったかのように。
ひよこ「いふうらい、と読みます。作家の名前です」
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そういえば、新見美術館にも象徴的な作品が展示されていた。
校庭でテント造りをしていた麦わら帽子をかぶった太っちょが作家先生だという。
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作品の基本は現代縄文彫刻。
魂が揺さぶられる作品群。これは大当たりだ。

そして、最も印象的だった女体の神秘3部作。
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『性愛』
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『出生』
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『授受』

猪風来先生は、当時、北海道で制作活動を行っていた。
男児出産時に病室で立ち会った時の感激、衝撃が、その後の作品感に相当な影響を受けたという。
実はボク(←川オス)も、圧倒的に女性をリスペクトしているのは、このようなところにあるのかも知れない。
なにもできない男性たちは、絶対に女性に感謝しないといけないのだ。

『出生』のモデルとなったご子息・原野(げんや)くんも、アメリカ・セドナでの精神修行を終え、父親同様、縄文様式の彫刻作品を手掛けていた。
北海道の大地で産まれた原野くん。
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ところが、昨年5月。作品制作中に突然倒れ、わずか32歳の命を天に還すこととなってしまう。
キャプションを読むと、特に病死ともあらず、自死さえ疑ったが、どうやら自身のブログで数か月前に激しい頭痛の書き込みがあり、クモ膜下による突然死だったようだ。
展示室には両親からのメッセージのほか、原野くんの友人たちからの愛情あふれるコメントも掲示されていた。
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体育館よりは少し小さいが、倉庫のような展示室にドーンと置かれた作品群。
大分由布院で訪れた末田美術館を思い出すペンギン

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校庭での野焼き祭りの準備を終えて、帰路につこうとしていた作家さんを捕まえてサインをねだる。
蟹座「岡本太郎の郷里、川崎から来ました」
そんな自己紹介をしてみたら、それから15分ほどの立ち話。
ブタ「岡本太郎美術館で個展をやることは夢のひとつ。今、新潟・長岡で大きなパブリックアートを手掛けている。いろいろな展開が始まってきているから、いつか川崎に行ける日も近いかもしれないよ」そんな感じ。
御子息を亡くして1年半。奥さまもどうにか、哀しみから抜け出して作品造りを始めたそうだ。
ふらりと寄り道した不思議な彫刻美術館・猪風来美術館。気持ちがいい。
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たくさんの美術館巡りをした岡山県からのご褒美はポストイット。
ありがとう、桃太郎。

さて、次はどこへ行こう。



飛行機9割が旅行を「我慢」、落ち着いたら行きたい都道府県2位は「北海道」、1位は?
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=87&from=diary&id=6704334

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