曇り空からやや小雨予想の日曜日
いつものように傘を持たずに湘南ライン
鵠沼海岸のミニシアター(というよりもシネサロン)《シネコヤ》での過ごし易さが病みつきになりつつあるのだろうか。
日本全国の小さな小さなシネサロンを追いかけたくなっていた。
早速、東京都北区の《Cinema Chupki》をクリアして、今日は湘南葉山の《シネアミーゴ》定員15名。
横須賀線・逗子駅から路線バスで3つ目
赤い橋を渡ってしばらくすると、クリスタルに見え見えの古民家が見えてくる。
これが映画館?それが第一印象。
映画館という表現は誤っている。
木造アパート1階にある、住民たちのためのシェアシアタールームというべきだろうか。
スクリーンサイズはシネコヤより大きめで、同室にカフェキッチンがあるので、上映中、たまに何かしらの音がする。
ポップコーンバカが近くにいるよりは、気になるほどじゃない。(←気にならない)

映画レビュー
121『海辺の彼女たち』★4.5
外国人技能実習生の《闇》を、まるでドキュメンタリーのように暗澹と描く。
目的地に迷う1人の女性をひたすら追いかけたロングテイクには、いささか飽きすら感じたけど、ラストシーン、スープをすするロングテイク、そしてそれに続くラストショットに心揺れた。
上映終了後に藤元監督が来館し、ティーチインを行ってくれた。
小さな小さなサロンにつきアットホーム。
『海辺の彼女たち』撮影の意義や、個人的な環境を聴くに至り、俄然、監督の次回作が待ち遠しくなる。
監督からのトークが終わると、いの一番に挙手して監督に作品の感想と、伝えたいことの幾つか。
自分(←おいら)には、近しくしていた外国人技能実習生が居たこと。ベトナムからやってきたその彼は、3年の在留資格期間、とても面倒見のいい会社で働き、惜しまれながら帰国した。
ベトナムは日本の物価の5分の1(20%)程度。3年分の稼ぎはベトナムでは15年分の年収と変わり、帰国後は大きな土地に大きな家を作り、家族のみならず親族さえも暮らしている。こんな報じられない【光】をお伝えした。
私の意見に引き続き、「ブローカーの存在そのものが悪」という実態を語ってくれた映画ファンで社会問題にもかなり真剣に取り組んでいるであろうおばさんが、ロジカルに監督へ語り掛ける。
そんな丁々発止。とても勉強になった作品+ティーチインの時間だった。
鑑賞後にレジを待っていると、別の女性客が話しかけてきてくれる。
シネコンではありえない、映画が大好きなハイカルチャーな人々の集い。
こんな雰囲気になるのも、小規模なシネサロンならでは。
用意しておいたフライヤーに監督からのサインをいただき、シネアミーゴ到達完了
次は横浜・シネマノヴェチェントを目指す。
118『初恋』★5.
1年に100本以上の映画作品をまだら模様に鑑賞していると、たまにこんなことをしでかすことになる。
初見だと思っていた本作、実は昨年ロードショーでしっかりと鑑賞しており今回2度目。
映画が始まって、何となくデジャヴュ感を抱いていたが、ベッキーが暴れまくっているシーンでようやく再見を疑い、染谷将太が動くたびに泥沼に嵌っていくシーンで確信した。
2回目だ、この映画観るの。
評価は1回目同様★5.
満足度に変化ない、魅力的なキャスト陣。そして、その展開。
3回目も観ようかな。(←観ない)
119『ファンシー』★4.
名画座2本立てのテーマは窪田正孝+小西桜子。
『初恋』よりもほんの数週間ほど先に公開されて、彼女にとっては商業映画初主演作。
裸も禁じ手としない女優魂は、門脇麦同様、かなりの高評価。
ところで、相変わらず永瀬正敏と浅野忠信の見分けがつかない。
この2人を見分けられる人こそ、真の映画ファンだといっても過言ではない。
ファンシーというよりはハードシュール。恐怖の特定郵便局。
町おこしでロケ地を提供した戸倉上山田温泉の、その後が気になって仕方がない。
南十字星ペンギンを演じた窪田正孝も好演。寂しさに寒さがあいまった

『梅切らぬバカ』『マイ・ダディ』ほか“揺るぎない親子の絆”を描く映画4選
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=25&from=diary&id=6680944
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