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2021年08月12日21:05

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《2021豊島3》ボルタンスキーと大魔神のいる島

学生時代のように1ヶ月も夏休みがあったなら、きっとワクチンチンパスポートを携えて何か国も世界旅行をしているだろう。
それでいて、休みばかりのはずだった学生時代、そんな思いはひとつも浮かばず、ただただ毎日をギャンブルやバイトやファミコンに費やしていた。
ビジネスタイムがあるからこその、貴重なアイドルタイム。有意義に使いたい。
『危険を冒して前へ進もうとしない人、未知の世界を旅しようとしない人には、人生は、ごくわずかな景色しか見せてくれないんだよ』(シドニー・ポワチエ)

《豊島3》承前
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1980042813&owner_id=8666179&org_id=1980036043
後ろ髪を引かれる思いで豊島美術館をあとにする。90分が3時間にも、6時間にも感じるほどの至福の時。その時、この場所に「クソコロナ」なんて忌み言葉は皆無。
入館者のそれぞれが、それぞれの時間を過ごしていた。
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いみじくもBENESSE tripenart の目的の一つとなってしまったボルタンスキーの追悼。
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2013年の瀬戸芸。ボルタンスキーのボの字も知らずにやってきた島のはずれ。
中に入ると、他人の心臓の音をヘッドホンで聴かされて、一体、このラボラトリーでは何が行われているんだ、と訝しがった経験を思い出す。
その後は焼杉の外観だけを確認して、訪れることをしなかったが、追悼とあれば入館も必然。やっぱり、気味が悪かったげっそり
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豊島美術館の白を破壊的に彩っていた黒いマスクの赤い貴婦人。
ボルタンスキーの小屋から出てきた彼女が、忍者赤影に見えたのはおいらだけではあるまいげっそり(←おいらだけだった)

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《島キッチン》(安部良)
ランチタイムは2010年・第1回瀬戸芸に集落の空家をリノベーションして誕生した地産地消のグリーンキッチン。
島のおばちゃんが破顔一笑、コースメニューを解説しながら、豊島に住める幸せを語ってくれた。味もなおだが、このような島民との会話もグッドテイスト。
アフタードリンクにオーダーした搾りたて100%スイカジュースがなお美味いさくらんぼ

島キッチンと隣接する常設展示《ピピロッティ・リスト》。
2013年に失敗し、ここだけは入るまいと決めていたが、怖いもの見たさの人生。
眠りに陥っているボランティアじいさんに入館料を支払い突撃してみたが、もはやスイスのチームラボペンギン
積極的に金返せ。★0.

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2016年の第3回瀬戸芸で生まれたボルタンスキーの自然共生作品。初見。
身体中から大汗が噴き出るほどに電動自転車を漕ぎ、たどりついた森の中クリスマス
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残念ながら無風の森に風鈴の音が鳴らず、それでもボルタンスキーの魂を受け取った。
これで追悼は完結としておこう。
シャツもパンツもびしょびしょだが、決して漏らしたわけではない。

水も滴るいい男。(←おいら(←自称))
これも旅行者の定め。そろそろ豊島を離れる時間も近づいた。
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《空の粒子》(青木野枝)と荒神社清水
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《針工場》(大竹伸朗)
いくつかの常設に立ち寄ったのち、安岐のおっちゃんレコメンドの《海のレストラン》でカフェタイムコーヒー
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昨年6月にリニューアルオープンしたばかりのシーサイドレストランは、まるで豪華客船のデッキにいるかのような錯覚で、凪に揺れる瀬戸内を堪能できるバー
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いつものようにウエイトレスさんとの会話が弾み、豊島には宿泊できる場所が少ないよねなんて話をすると、こんな返事。
ひよこ「近くにはステキなホテルもあるんですよ。ウミトタ波」
リーフレットを持ってきてもらうと、プライスに目が留まる。
ルームチャージ+ステイパーヘッドドル袋
なかなかのものであるげっそり

ベネッセアートサイトでのすべてのプランが終了した。
電動自転車のハンドルをENEOSのスタンドへ向けて走ろう自転車
予定よりも少し早くレンタサイクル屋へ到着すると、安岐のおっちゃんとおばちゃんが待ち構えていてくれた。
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お借りしていた麦わら帽子を返すと、庭で獲れたというミニトマトの御馳走さくらんぼ
こんな心遣いがとても嬉しい。
観光記を話す時間はたっぷりある。感謝を込めて、豊島の1日を語ってみた。
時々訪れる自転車やレンタカーの返却客。なぜか、女子たちのグループばかり。
安岐のおっちゃん、女子が戻ってくるとおいらの話をさておき、スタンドへと駆けていく。まるで、おいらのように女子好きなおやじである。

蟹座「今日はほんとうにありがとうございました。直島も豊島もおっちゃんのお陰で、ステキなプレミアムがついた旅行になりました」
ブタ「来年は瀬戸芸じゃけ、待っとるでな」(←方言訳・川崎オスカー)
蟹座「ところで、どうしても気になって。…大魔神・安岐真人とはご関係ありますか?」
安岐の名を瀬戸内で見た時から気になっていたこと。イタチの最後っ屁のように勇気を出して聞いてみた。
3秒の沈黙、そしてニヤリむふっ
ブタ「近い親戚だよ。その辺に住んどった。真人はこの島で2台あるベンツの持ち主の1人じゃった。あの顔つきでベンツ運転してるんで、誰もが除けて通る。兄の義晴は、偉いんじゃ。笹川良一の側近になってな、モーターボート協会の理事や選手会長までしおった。真人の娘は……」
このまま放っておくと、あと1週間は語り続けそうな勢いだったので、
蟹座「瀬戸の大魔神、好きでしたよ指でOK」と話をしめて、おっちゃんとの別れを告げる。
豊島・家浦港に待つ高速船の乗客は定員の3割もいなかった。
良い時期に来られたと喜ぶべきか、寂しかったと憂うべきか。
BENESSE tripenart の3日間は、クソコロナはもとより、開催中のオリンピックすら忘れていた。スマホは手にしていたが、もっぱら、瀬戸内の島々での島民方との触れ合い。
そして、贅沢なほどのアート。
夢のような2泊3日は、しばらくののち、羽田空港で目が覚めた飛行機



■昭和の夏休みは毎日ワクワクしていた!スマホがなくても楽しめたあのころが懐かしい
(ママスタジアム - 08月12日 06:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=176&from=diary&id=6626272

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