スーパービジネスマン(自称)時代は1週間に1冊程度の文庫本がルーティンだったのに、スマホを手にしてからだろうか、或いはmixi日記を書き始めてからだろうか。
読書量が圧倒的に減少して、今ではひと月に1冊、いや1年に10冊程度の読破力。
ワイフさんからの絶対的指令である「文庫本購入禁止令」発動中というのも、かなり大きなファクターを占めている。

読書レビュー
001『カフーを待ちわびて』(原田マハ)★4.5
令和3年1冊目は原田マハの文庫本。
かなりの数の著作を読んできたのに、この作品が彼女のデビュー作であることを、あとがきを読むまで気が付いていなかった。
それほどまでの完成度と近著にも劣らない筆致力。
原田マハは、この作品でポプラ大賞と似たような文学賞を受賞し、ご褒美に映画化までたどり着いた。残念ながら、その映画すら観ていない。
作品はカフーなる犬が、きっと可愛いので高評価
満点としないのは主役の同級生・修一のえげつない所作振る舞い。
幸さん自身、なぜ島から出なくてはならなくなったのか。きっととても寂しい気持ちで宝物をガジマルに委ねたに違いない。
原田マハでいえば公開を春に待つ『キネマの神様』を途中で完読断念した経緯がある。
端的にいえば、娘と父の行動がほとんどスローで面白くないのだ。
ただ、公開されれば、いの一番に鑑賞するだろう。
山田洋次が撮るわけだし、志村けんが本来主役の作品。
クソコロナにやられたアイーンの代わりに、代役は悪魔のようなあいつ。
果たしてどんな作品だったのか。良作ならば、文庫本を読み直そう。
さらに、原田マハ。
未読で積んである『リーチ先生』は、そのページの多さで優先順位が下位。
そろそろ緊急事態宣言をまともに順守して、Stay Homeにチャレンジしよう。
これからの人生に、読書タイムを設けようか。
いや、それよりもアートやシネマがプライオリティ上位。まだ読書の時間は作れない。
Stay Homeなんて引きこもりのカフーにくれてやる
原田マハマイベスト3

『ジヴェルニーの食卓』

『暗幕のゲルニカ』

『楽園のカンヴァス』
やはりキュレーター経験を活かしたアートノベルが原田マハの神髄。

閑話休題
クソコロナが相手でも、こんなにセンスのいいポスターで国民に啓発を促す国がある。
うっ、明るいな。否、ウクライナ。
二階建てのガースーじゃ望むべくもないけど、日本洋画や浮世絵にだってパロディで心を動かす力があるはずだ。小池女史のフリップワードにはもう飽きた。
密な最後の晩餐が一人ぽっちの晩餐会。
ユダのみならず他の使徒からも裏切られた寂しいクライスト
左がマグリット作『人の子』(1964)
シュールな作品をパロディするのは難しいが、マスク姿が似合っている。

2021年『本屋大賞』ノミネート10作が決定 加藤シゲアキ『オルタネート』など
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=6384414
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