スキマ時間ができたので久しぶりに全川崎市民150万人が大好きな本屋さん『文教堂書店』へ40分。
向かうコーナーは旅行ガイドや小旅行を特集したムック本コーナー。
綺麗に揃えられた書棚に主役を張っていたはずの『地球の歩き方』が、なにか居場所を無くしたかのように寂しそうに並んでいる。
9月に新刊として出版された《東京2021-2022》が、地球の歩き方の掉尾を飾るのか。
内容が充実しているなら、たとえ価格が2,000円であっても書棚に揃えようかと手に取ってみたが、グルメ以外の記事はどこもかしこも足跡を付けているようでニーズがない。
海外旅行の芽が消えて、はや10ヶ月。毎年のように買い続けていた『地球の歩き方』は、今もなお十数冊ほどがおいらの書棚に並んでいる
なぜか安い海外旅行好きのトラベラーは、写真も豊富ではないのに『地球の歩き方』を選び、旅行が終わればボロボロになった”相棒”を書棚にしまう。2度と使うことはないはずなのに、BOOK OFFへは連れて行く気にならないのは、きっと1週間でもお世話になったという親近感と感謝。或いは、”行ってきた”というペナントのようなシンボルとして。
今春行くはずだった欧州のどこかは、3か国セットの2017-18版で持っている。
来春か来夏、行けるようになったとき、旅の友であるべき2021-22版は出版されない。
一体、ぼくらはどうやって海外旅行に行けばいいというのだろう
《旅愁》(1934年:三岸好太郎)
『新所蔵品展 国際興業コレクションを中心に』(平塚市美術館)
今夏7月。銀座・高輪画廊へ伺った時に三岸好太郎の御令孫から情報を伺った。

「国際興業が持っていた作品が平塚に寄託されました。秋になったら公開されますよ

」
ご案内通り10月から新所蔵品70点以上が公開された。
ギャラリートークが開かれるこの日を狙ってロックオン
《海洋を渡る蝶》(1934年:三岸好太郎)
おいらにとって「国際興業」はロッキード事件の小佐野賢治。
ホテル業も兼業する国際興業が箱根に持っていた『強羅ホテル』に所蔵していた油彩日本画60点をすべて平塚市美術館に寄託されたという。
《花を持つ女》(東郷青児)
14時から開催されたギャラリートークには定員20人におよそ16人。
この日が初めてとあってか、ラーメンズに似た担当学芸員のガイドがいささか頼りない。
微笑ましかったのは「強羅ホテルで作品を観たことがある

」と、遠い昔を懐かしがる老女。とてもいい人生を過ごしてきたオーラを感じ取る。
とはいえ、平塚市美術館の入館料はたったの200円。
企画展なしで展示室もワンフロアだけだというのに、やはり滞館時間90分超。
誰よりも早く来て、誰よりも遅く出る。
《室内》(1936年:三岸節子)
マイベストタブローは三岸好太郎の奥さま作品。
「マティスみたい」と声に出すつもりが、ほんの刹那、遅れて負けた
国際興業所蔵以外にも地元作家作品の新収蔵が10数点。
《幻視》(2012年:泉谷淑夫)
マイベスト注目アート。
地元名門・県立平塚江南高校から横浜国立大学教育学部を経て、市立中学の美術教師を歴任。大阪芸術大学、現職。68歳。
経歴を見ると近年でも、奈義町現代美術館や池田20世紀美術館で個展が開催されている。
次なる個展がどこかであれば、必ず行くとここに誓う。
美術館から平塚駅へ戻る道すがら、やはり平塚八幡宮へ寄って行こう。
TripenartのSTARTとGOALのルーティンのように。
■Gotoで「経済回さねば」 菅首相、継続に理解求める
(朝日新聞デジタル - 11月25日 11:50)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6318918
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